「るろうに剣心」に登場する高荷恵というキャラクター、一体彼女の正体は何なのでしょうか?
この記事では、彼女のプロフィールから幼少期、アヘン製造の過去、薫との深い関係性、医者としての成長、そして北海道編での再登場に至るまで、詳細に探求します。
また、剣心や薫を始めとする他キャラクターとの関係についても解説します。
これを読むことで、恵のキャラクター像や彼女がどのように物語に絡んでいるかが明確になるでしょう。
また、その理解により物語への視点が広がり、より深く楽しむことができます。
それではいってみましょう~!!
るろうに剣心高荷恵の正体とはどんな人物なのか?
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るろうに剣心
-明治剣客浪漫譚-
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本日5/11(木)は
高荷 恵(CV:#大西沙織 さん)https://t.co/wJsi5NL6kx#るろ剣 #るろうに剣心 pic.twitter.com/YC3qHozeAB— TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」公式 (@ruroken_anime) May 10, 2023
初めに恵はどんな人物なのかについて紹介していきます。
プロフィール
名前 | 高荷恵(たかにめぐみ) |
生年月日 | 1858年(安政4年)12月生まれ |
年齢 | 22歳 |
身長 | 166cm |
体重 | 45kg |
血液型 | B型 |
出身 | 会津 |
星座 | やぎ座 |
特技 | 人をからかうこと |
主演 | アニメ:土井美加 新アニメ:大西沙織 実写映画:蒼井優 宝塚歌劇・雪組公演:大湖せしる 2018年新橋演舞場・大阪松竹座公演:愛原実花 |
幼少期
恵は、医学に精通した名家・高荷家に生まれ、幼少期から医学を学びました。
会津藩で名の知れた高荷家では、性別や年齢に関わらず家族全員が医学を学んでいました。
ある時、恵の父が蘭学医療の優れた情報を知り、家族全員で会津藩を脱藩。
彼らは長崎で蘭学医療を学ぶために旅立ち、数年間の修行を経て会津へ帰郷しました。
しかしながら、帰郷した時期は戊辰戦争の真っ只中であり、恵の父は戦争に巻き込まれて命を落としてしまいます。
さらに悲劇は続き、恵は母と兄たちとも生き別れてしまい、孤独な身となりました。
アヘンの製造
恵は孤独の身となった5年後、上京を決意します。
情報が集まる東京で家族を見つける手がかりが得られると期待したのです。
東京ではある医者の元で助手として働き、家族を探していました。
しかし、その医者は悪徳商人の武田観柳と共謀し、新型アヘン「蜘蛛の巣」の製造に携わっていたことを知らずに手伝っていました。
その後、医者と観柳はアヘンを巡って対立し、観柳は医者を殺害。
恵がアヘン製造に関わっていたことを知る観柳は、彼女を拘束し、アヘン製造を強要します。
恵は自分がアヘンを作っていることに嫌悪感を抱き、自殺を考えるようになりますが、家族を探すために来た意味がなくなると考え、自殺を思い留まります。
恵は観柳のアヘン製造を止める方法を模索し、自らの逃亡を決意。
薫の一番の理解者
内務卿・大久保利通が神谷道場を訪れ、剣心に元維新志士・志々雄真実を倒す依頼をする。
志々雄は凄腕の剣客で、幕末最強と謳われた剣心だけが倒せるとされる。
しかし、薫や恵は剣心を京都へ行かせないと断言。
恵たちが剣心を引き留めようとする理由は、「剣心は人斬りの過去を悔やみ、贖罪のためにるろうにとして生きているため、再び人斬りの行為をしてほしくない」という思いからだった。
大久保の側近が恵に対し、「剣心が協力すれば、アヘン密造の件はなかったことにする」と言い放つ。
激怒した恵は「取引の材料に使われて剣さんの枷になるくらいなら死刑台を選ぶ」と切り返す。
後日、大久保は志々雄の部下に暗殺される。
剣心は志々雄一派の凶行を目の当たりにし、自分が志々雄を倒さねばと決意し剣心は京都へ向かい、薫にだけ別れを告げる。
別れのショックから塞ぎ込だ薫の状態を知しった恵は、神谷道場を訪れる。
恵は剣心にフラレた薫をからかいつつ、高荷家秘伝の傷薬を渡したいと話す。
しかし、薫は恵に傷薬は自分で渡すように言う。
恵は患者がいるため渡しに行けないと説明するが、薫は恵の剣心への思いがその程度かと返す。
恵は怒り、「自分の罪の償いとして医者になり、多くの患者を救うことが生きる道」と言い、医者としての道を突き通すことが剣心への気持ちを突き通すことだと主張する。
薫は泣きながら「あなたには、面と向かってさよなら言われた人の気持ちなどわからない」と言うが、恵は「さよならすら言ってもらえなかった人の気持ちは、あなたには分からないでしょう」と切り返す。
恵の言葉で、自分と同じく剣心が去ったことで傷ついた恵が乗り越えようとしていることに気付く薫。
このことを受け、薫は剣心がいる京都へ向かう決心をする。
医者として成長
復讐に燃える縁が東京に現れ、剣心に裁きを下そうと薫を殺害したと見せかける。
悲しむ恵が薫の死を判定するも、蒼紫が死体に疑問を抱き、解剖を提案。
当初、恵は蒼紫の行動に怒りを感じるが、蒼紫の勘は正しく、薫は生きており、死体は縁の仲間が作った人形だった。
その後、剣心たちが縁のアジトを突き止め、縁は特異体質・狂経脈で戦いを挑む。
恵の分析により、狂経脈が異常に肥大化した神経であることが判明。
剣心は恵の分析のおかげで縁に勝利し、東京に平和が戻る。
恵は会津に帰郷し、医者として活躍することを決める。
料理がうまい
恵は武田観柳のアジトから逃げ出し、匿われている際におはぎを作り、剣心たちに振る舞う。
料理が得意な彼女のおはぎは剣心、薫、弥彦から絶賛され、「美味しい」と評される。
普段は薫の料理に文句を言わず、恵の料理を楽しみにする弥彦は、その腕前を理由に神谷道場への宿泊を許可している。
北海道編で再登場する
剣心と雪代縁の戦いが終わった後、剣心と薫は東京で平和に暮らし、息子の剣路が誕生する。
薫の父が函館で生きていることが判明し、ふたりは彼を迎えに向かう。
しかし、函館では劍客兵器という組織が待ち受けており、剣客たちが外国勢力に対抗するための戦力増強を目指して事件を起こしていた。
剣心は彼らと対決することに。一方、左之助は日本へ帰国し、剣心の噂を聞いて北海道へ急行。
劍客兵器との戦いが激化する中、左之助は剣心の体のことを理解している恵を会津から北海道へ呼ぶ方法を薫に尋ねる。
各キャラクターとの関係について
ここからは、恵とキャラクターとの関係について紹介していきます。
緋村剣心
主人公の剣心は、恵が武田観柳の配下から救われたことで彼女の意中の人となる。
恵は度々アプローチするが、剣心はそれを受け流す。
恵は剣心が超人でなく、運動能力が高いだけの普通の人間であり、数年後には飛天御剣流が使えなくなると理解している。
京都編で剣心と薫の仲を認め、恵は身を引く。
アニメでは、剣心への恋愛要素はなく、友人として接する描写がされている。
神谷薫
神谷道場の師範代で経営者である薫は、剣心や弥彦らと共に暮らしている。
恵も一時期道場で暮らしており、剣心を巡って薫と言い争うことがあった。
だが、物語が進むにつれ薫の恵に対する印象が変化し、当初はライバルとしてからかっていたが、後には剣心の心の支えとなるよう叱咤激励する存在になった。
恵は薫が落ち込んでいる時、剣心にとって最も大切なのは薫だと教えている。
相楽左之助
剣心の仲間で喧嘩屋の左之助は情に厚く仲間思い。
当初は恵を「阿片女」と呼び避けていたが、剣心に諭され考えを改める。
二人は怪我をする度に恵が治療する関係になり、左之助も恵の剣心への想いを理解する。
恵は剣心の幸せを願い、「剣さんが幸せならそれで充分」と言うが、左之助から「剣さんの幸せ」も台無しになると諭される。
会津への出立時、恵は左之助に「剣さんのついでじゃなくてちゃんと看てあげる」と言い、二人の関係は深まる。
アニメ版では左之助と恵のカップリングが強調され、二人をメインにしたオリジナルエピソードもある。
小国玄斎
神谷道場の医者・玄斎は高荷隆生の逸話を知り、剣心たちとの会話から恵の正体を見抜く。
観柳との戦い後、恵を診療所に住み込みで働かせ、後見人となる。
原作で一度だけセクハラし制裁されるが、彼は地味に優秀な医者で、恵も混乱する由太郎の治療や剣心の左頬の十字傷の理由を正確に診断する。
なお、玄斎という名前はアニメオリジナルである。
武田観柳
悪徳商人の観柳は新型アヘン蜘蛛の巣の密売を行い、金で問題を解決しようとする。
彼は恵をアジトに監禁し、アヘンの製造・精製を指示していた。
元々、恵はアヘン製造に携わる医者の助手だったが、金銭問題から観柳は医者を殺害。
以降、恵が唯一アヘン精製方法を知る存在となる。
最終的に、剣心たちがアジトに突入し恵を救出した後、観柳は警察に逮捕される。
四乃森蒼紫
御庭番衆の最後の御頭である蒼紫は、武芸に秀でており、若くして指導者となった。
江戸幕府崩壊後、明治政府の要職を断り、裏社会で部下と共に生きることを選ぶ。
武田観柳に雇われていた際に恵と出会い、当初は互いに反目しあっていた。
剣心たちが京都へ行っている間、恵は神谷道場を守り、蒼紫と対峙するが、恐怖で立ちすくんでしまう。
物語が進むにつれ、蒼紫は性格が変わり、剣心の仲間となる。
まとめ
この記事を通じて、高荷恵のキャラクター像と彼女がどのように物語に絡んでいるかを詳細に探求しました。
恵は幼少期から困難な状況に直面しながらも成長し、アヘン製造の過去を乗り越え、医者としての道を歩みました。
特に神谷薫との深い関係性は彼女のキャラクター形成に大きな影響を与え、彼女が物語の中で重要な役割を果たすことを明らかにしました。
また、恵は料理の才能も持ち合わせており、北海道編でもその技能が再度描かれます。
そして、剣心や薫を始めとする他キャラクターとの関係性を通じて、恵の人間性と彼女が物語を豊かにする中心的存在であることが明らかになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました
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