ジョジョ6部空条徐倫の正体とは?スタンド:ストーンフリーは弱いし気持ち悪い?

ジョジョ6部

荒木飛呂彦による原作「ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン」ジョジョシリーズとしては6部になります。

ジョジョの奇妙な冒険の絶対的な主人公といえば空条承太郎ですね

今回紹介するジョジョ6部は、承太郎の娘:空条徐倫が主人公として活躍します

ジョジョシリーズ初となる女性主人公になります。

徐倫自身の性格や戦闘能力はかつての空条承太郎を受け継いでおり、作中でもあの空条承太郎を思い浮かべるシーンが沢山あります。

今回は「空条徐倫」がどんな人物なのか生い立ちや性格、空条徐倫のスタンド「ストーンフリー」の能力もご紹介していきます。

それではいってみましょう!




ジョジョ6部空条徐倫の正体とは

まず初めに徐倫はどんな人物なのか生い立ちや性格について紹介していきます。

空条徐倫のプロフィール

名前 空条 徐倫(くうじょう ジョリーン)
年齢 1992年生まれ 19歳
身長 174.5cm
体重 58kg
スタンド ストーンフリー
囚人番号 FE-40536
罪状 殺人、死体遺棄、窃盗(期間:15年+脱獄未隊5年)

空条徐倫(くうじょう・ジョリーン)の元ネタはアメリカのカントリーシンガー、ドリー・パートンの楽曲「ジョリーン」から来ています。

生い立ち・性格

アメリカ人の母を持つ日系アメリカ人であるが、日本人の血は1/4である。

ジョースター家の血統の為イギリス系アメリカ人でもあり、または曽祖母スージーQからイタリアの血も引いている。

これまでのシリーズのジョースターの血統の人間と同じく背中には星型のアザがある。

母親に「ジョジョ」の愛称で呼ばれるが、現在の徐倫は他の人間からそう呼ばれることを激しく嫌っている。

徐倫は幼いころに父の空条承太郎が「妻や徐倫を戦いや危険に巻き込まれてほしくない」という理由で時系列的に第4部の「ダイヤモンドは砕けない」の頃あたりに母と離婚しているので、母子家庭で育っています。

徐倫は、母親の元で育っているものの空条の性を名乗っています。

徐倫は6歳の時に、42度の高熱を出して生死をさまよった過去があります。

これは、ジョジョの奇妙な冒険4部の舞台となる杜王町に空条承太郎が向かう前の出来事でした。

娘の徐倫のことを知っていながらも承太郎は東京行きの飛行機に乗ってしまったというエピソードがあり、その時から徐倫は父の承太郎に対して嫌気を持っています。

空条徐倫の作中の初登場は、父親と同じく檻の中になります。

金持ちの息子であるロメオと金に価値を見出す悪徳弁護士によりひき逃げの罪を負わされ、弁護士の薦めで刑を軽くしてもらうために司法取引に応じたものの、逆に弁護士に陥れられ、懲役15年の刑となりグリーンドルフィンストリート刑務所に入れられてしまいます。

承太郎から送られた「スタンドの矢の欠片」によってスタンド能力に目覚める。

実はひき逃げの罪は、父の承太郎を呼び寄せるためにプッチ神父が仕組んだ「罠」であった。

その罠によって父の記憶が盗まれ、その記憶を取り戻すためにプッチ神父と対決することになります。

明るい性格だが、徐倫は父の空条承太郎を継承していて、口癖は「やれやれだわ」や「オラオラ」です。

さらに父親譲りの冷静で的確な判断力を持ち、どんな時でも一切引かない強い精神力はジョジョの奇妙な冒険3部「スターダストクルセイダース」の若きし頃の空条承太郎そのものです。

当初、様々な理由から父親である承太郎を「あんた」と呼び毛嫌いしていたが、物語が進むにつれ父親の事を(目的など)理解し「父さん」と呼ぶようになった。

ストーンフリーについて




ここからは、空条徐倫が使うスタンド:ストーンフリーについて紹介していきます。

スタンドの元ネタ・由来

空条徐倫のスタンドの元ネタはイギリスの伝説のギタリストであるザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(Jimi Hendrix)の曲「Stone Free」という曲名がスタンド名となっています。

徐倫の元ネタも曲名だったので、音楽関係から名前を付けていますね。

ストーンフリーは弱いのか

徐倫のスタンド「ストーン・フリー」は弱いと言われています。

なぜなんでしょう?

まず、ストーンフリーのスペックですが

破壊力 スピード 射程距離
A B 1〜2m
持続力 精密動作性 成長性
A C A

次にスタープラチナのスペック

破壊力 スピード 射程距離
A A C
持続力 精密動作性 成長性
A A A

ぱっと見た感じ典型的な近距離パワー型のパラメータですね。

スタープラチナと比較するとスピード、精密動作性、射程距離で劣っていますが、破壊力と成長性は互角です。

パラメータを見た限りは、スタープラチナには流石に一歩劣るけれど破壊力がA、スピードがBである時点で接近戦には十分強いスタンドのように感じますね。

ちなみに、歴代主人公のスタンド名ですがスタープラチナ、クレイジーダイヤモンド、ゴールドエクスペリエンスときてストーンフリーとなっていますが…。

父親の承太郎がプラチナなのに対しストーンとは、確かに弱そうでショボいイメージに感じますよね。

また、ジョジョ6部のテーマを表現する上で、強いスタンドは必要でなかったんかもしれません。

特に、四部で吉良吉影が出てきたあたりを境に、三部以前の善vs悪という単純な二元論構図からの脱却が進み、テーマがより複雑性を増した六部に至ってはもはやそれまでの部のような「強い悪をより強い力の善がやっつける」といった決着法は時代的にも作品のテーマ的にもそぐわなくなってきた感がありました。

そして、そのように複雑なテーマ、六部でいえば「愛」や「運命」でしょうか。

テーマを描く上では三部の承太郎のような圧倒的な強さのヒーロは必要ではなく、むしろそんなものはテーマの表現をする上で邪魔にしかならなかったのだと思います。

圧倒的に強い英雄的なキャラクターというのは憧れの対象にはなっても、現実に生きる我々が共感を見出すのは得手して同じように弱さを抱えた登場人物の葛藤する姿だったりするものですからね。

以上が、著者が思う「ストーン・フリーが弱いスタンドの理由」です。

キャラデザインが気持ち悪い?

徐倫のスタンド:ストーンフリーですが、キャラデザインが気持ち悪いと思っている方もいらっしゃるようです。

ストーンフリーは、見た目はサングラスを掛けたたくましい男性のような姿をしていますが、これは父親からの愛情を受けずに育ったことで強い男性に守られたいといった深層心理が影響を与えていたと考察されます。

父親である承太郎との和解以降はストーンフリーの姿も徐々に女性的な形へと変化していきました。

この様にスタンドの姿が男性から女性へと変化したのに気持ち悪いと思っているのか、または著者同じくサングラスを掛けた男性時のストーンフリーが気持ち悪いと思ったのかもしれませんね。

ストーンフリーの能力

ストーンフリーの能力は主に2つあります。

糸を出す能力

ストーンフリーは指先から糸を伸ばし自由に操ることができ糸は張力と耐久力があり射程距離は数十メートル程度に伸ばすことも可能です。

また、糸を出す能力ではなく、ストーンフリーはスタンド能力を持つ者の発想で応用が利くスタンドでもあります。

例えば、糸を利用し水分を伝わせたり糸電話のように音声を伝えることも出来ますし、糸の結界で敵を探知するなど作中で応用されています。

ストーンフリーの糸の強度は、スタンド使いの精神力に大きく影響されます。

初めは、徐倫の糸はよく切れる糸でしたが徐倫が成長していくに連れてワイヤーのような強度にまで達します。

ストーンフリーの能力はシンプルですが、応用することでいろいろなことが出来るので使いこなすのが難しい能力です。

ジョースター家は代々先頭において起点が利くため、ジョースター家の血を引く徐倫はストーンフリーを使いこなすことでのだと思います。

身体を糸状にする能力

この糸は戦闘中の自らの体の傷をその場で縫合する編み上げて衣服に擬態することなどが可能です。

また単に糸状化によって攻撃された部分に空洞を作り攻撃を受け流すこともできます。

グェス戦以降では肉体を一旦糸にした後束ねて固め直して人型のスタンド像を作り出すことを身につけ、よりパワフルな打撃戦も可能となりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ジョジョ6部の主人公:空条徐倫の正体とスタンドのストーンフリーについて紹介してきました。

最後にまとめて終わりにしたいと思います。

  • 子供の頃は、徐倫を戦いや危険に巻き込まれてほしくないという理由で母親と承太郎は離婚し母子家庭で育ちました。
  • 6歳の時に、42度の高熱を出して生死をさまよっているときも父親は会いに来ず嫌気を持つ様になった。
  • 19歳のなった時、父:承太郎をおびき寄せるエサとしてひき逃げの罪に負わされてしまった。
  • 承太郎から送られた「スタンドの矢の欠片」によってスタンド能力に目覚める。
  • ストーンフリーは指先から糸を伸ばし自由に操ることができ糸は張力と耐久力があり射程距離は数十メートル程度に伸ばす事ができる。
  • 糸は戦闘中の自らの体の傷をその場で縫合する編み上げて衣服に擬態することや攻撃された部分に空洞を作り攻撃を受け流すこともできる

最後までに読んで頂き、ありがとうございます。




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