荒木飛呂彦による原作「ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン」ジョジョシリーズとしては6部になります。
ナルシソ・アナスイは、ジョジョ6に登場するメインキャラクターのひとりです。
アナスイが使用するスタンド:ダイバー・ダウンという名前で、読者の中にはダイバー・ダウンの能力について難解と思われている方もいるみたいです。
どうやら途中から能力が変更になり、物や人の中に潜行する能力から物体を分解改造する能力変更さました。
また、ダイバー・ダウンのスタンド能力は強く、あのスタープラチナにも引け劣らないほどの能力になっています。
今回はスタンド:ダイバー・ダウンの能力や途中で能力強さや能力が変更になったことについて紹介していきます。
それではいってみましょう!
ジョジョ6部のダイバーダウンのスタンド能力とは
まず初めにダイバー・ダウン能力について紹介していきます。
能力は2つあり1つ目は何かに潜行する能力、2つ目は物体を分解改造する能力になります。
潜行する能力
まずは1つ目のなにかに潜行する能力についてお話しします。
ダイバーダウンは物や人の中に潜行することが可能です。
潜行できるのはダイバーダウンだけではありません。
ダイバー・ダウンのスピードとパワーだ潜行させることも可能です。
そして蓄積したスピードとパワーを解き放ち時間差で相手を攻撃することもできます。
物語後半では中間の体内に先行することで仲間が受けたダメージを自分が肩代わりするという使い方もしていました。
物体を分解改造する能力
続いて2つ目の物体を分解改造する能力について説明します。
これは対象にダイバーダウンを潜行させることで、物体の構造を変化させてしまうというものです。
アナスイはこの能力によって人間の足の骨を組み替えスプリングにしたり、全身の構造を組み替えアナスイそっくりの外見にしたりしていました。
分解癖のあるアナスイにはおあつらえの能力だと言えます。
ダイバー・ダウンの能力は強すぎる
ここからは、先ほど話しましたダイバー・ダウンの2つ能力の強さが、わかる戦闘シーンをご紹介致します。
初登場戦
徐倫を助けに懲罰房へ向かう途中ダイバーダウンが初めて使用されたシーンです。
襲いかかってくる看守たちをダイバーダウンが潜行させたスピードとパワーを解き放って返り討ちにしました。
その後のアナスイのジョジョ立ちと祝福しろというセリフもかなり印象的ですね。
ヨーヨーマッ戦
本体が生きている間は不死身のスタンドヨーヨーマッに苦しめられてアナスイ彼は途中でヨーヨーマッを倒すのを諦めます。
倒すのではなく無力化することにしたのです。
アナスイが行ったのはダイバーダウンを使ってヨーヨーマッの神経とカエルの脳を繋げてしまう事でした
今まで知力を用いてアナスイを追い詰めていたヨーヨーマッはカエル並みの知力になったことで知力が大幅に低下完全に無力化されてしまいます
カエルの脳とヨーヨーマッの神経を繋いでしまうという勝ち方が分解癖を持つアナスイならではだなと思いました
六部の中でもかなり好きな勝ち方の一つです
メイド・イン・ヘブン戦
時を加速させ目にも止まらぬ速さで攻撃してくるプッチ神父のスタンド:メイド・イン・ヘブンを誰も捉えることができませんでした。
時を止めるスタンドを持つ承太郎でさえ早すぎて対処しきれない相手です。
そんな最速のスタンドを相手に活躍したのがアナスイのダイバー・ダウンでした。
早すぎるメイドインヘブンの攻撃は避けようがありません。
そこでアナスイが考えついたのは仲間の体にダイバー・ダウンを潜行させメイド・イン・ヘブンの攻撃を肩代わりする方法でした
本来なら潜行させたスピードとパワーを解き放って攻撃する能力を応用し防御で使用した感じですね。
これによってアナスイは一度致命傷を負うはずだった承太郎を救っています
残念ながらこの作戦をもってしても最終的にメイド・イン・ヘブンに勝つことはできませんでした。
しかしこの作戦があったからこそ希望を徐倫やエンポリオにつなぐことができました。
殺人鬼だったはずのアナスイが最終決戦で仲間のために身を挺す展開はかなり泣けますね。
ダイバー・ダウンの能力が変わった!
ここからは多くの読者がダイバー・ダウンの能力が難解だと言われています。
恐らくダイバーダウンの能力を難しいと感じるのはダイバーダウンの能力が途中で変更されたからだと思います。
初登場時ダイバーダウンの能力は次のように解説されました。
スタンドのスピードとパワーを物体の中へ潜行させこもらせるそして解き放つです。
確かに最初の頃のダイバーダウンはこの説明の通り扉に自分のスピードとパワーを潜行させ解き放っていました。
しかしこの能力はそれっきり出てきていません。
スピードとパワーを潜行させ解き放つ能力が使われたのは、以降は物体を分解改造する能力が使われ初期設定の能力は二度と使われませんでした。
おそらく読者がダイバーダウンの能力を難解だと感じるのは、初期設定と実際に本編で使われたスタンド能力が違いすぎたからだと思います。
スピードとパワーを潜行させ解き放つ能力だと思っていた読者はかなり混乱したのではないでしょうか。
私も実際6部を読んで混乱したのを覚えています。
ダイバーダウンがケンゾーの足をスプリング状にしたときはびっくりしました。
設定変更の理由はおそらく分解・改造する能力の方がアナスイに合うしていると考えたからだと思われます。
著者もそう思います。
分解癖があると紹介されたアナスイの能力がスピードとパワーを潜行させる能力と聞いた時はちょっと拍子抜けしました。
もしもこれから6部を読む方はダイバーダウンの初期設定は忘れて物体を分解改造する能力だと思って読んだ方が読みやすいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はアナスイとダイバー・ダウンについて解説してきました。
能力の仕様が途中から変更になり、読者たちが難解スタンド思われたダイバー・ダウン
後から設定された能力分解・改造の能力の方が、分解癖のあるアナスイにはもってこの能力でしたね。
分解・改造で活躍した場面もありましたので、著者的には設定を変えて良かったと思いました。
最後までに読んで頂き、ありがとうございます
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