エミリア・ルードウェルは魔王学院の不適合者に登場するキャラクターで学院の教師をしています。
エミリアは魔皇エリオを父親に持つキャラで大の混血嫌いです。
そのため混血のアノスを嫌って嫌がらせをするものの、最終的に彼の怒りを買って混血に転生されられ呪いをかけられます。
転生後は魔王学院をやめで勇者学院の教師に就任し学院長にまで行きます。
この記事では
- エミリアの混血嫌いについて
- アノスの怒りを買った経緯
- 混血に転生した後
について解説していきます。
それではいってみましょう~!!
魔王学院の不適合者エミリアは混血嫌い?
まず初めにエミリアが混血嫌いについて解説していきます。
これには自分の身分が大きく関わってきています。
プロフィール
エミリアは主人公のアノスが通う魔王学院で1年2組の教師を担当で、つり目と薄紫色の髪の毛が特徴の魔族の女性です。
魔皇エリオを父親に持つエミリアの一家は全員が皇族派である故の皇族至上主義です。
始祖の血を受け継ぐ皇族であるため、教える立場に在りながら混血の生徒(白い制服)を見下し、皇族の生徒(黒い制服)と比べ露骨に態度を変えています。
教師をしていることからエミリアはかなりの実力を持っており、自身が本当の始祖だと考えています。
そのためエミリアは混血に対して強い差別感情を持ち、皇族を蔑ろにする混血の白服を纏ったアノスをも毛嫌いしています。
しかしエミリアはあることが原因でアノスの怒りを買いてしまい、呪いをかけられ毛嫌いする混血になってしまいました。
混血のためアノスの班リーダーを拒否
エミリアは魔皇ミリオの娘であることから強い皇族至上主義を持っており、魔王学院の混血の生徒をいつも見下しています。
そんな混血嫌いのエミリアはクラスの生徒達から斑のリーダーを決めることになります。
この時差別を一切気にしないアノスは自ら手を挙げ、班のリーダーに立候補しますがエミリアは混血だからと言ってリーダーには立候補出来ないといいます。
いくら皇族(純血)至上主義な世界が舞台とはいえ、とても教師とは思えぬような差別ぶりを発揮しています。
ミーシャの名前を呼ばない
アノスの班リーダーは、結局「魔法陣の書き換え」により、エミリアはアノスの班リーダーを認めますが、それ以降もエミリアによる差別行為は続きます。
ダンジョン試験が始まり目前に、エミリアはミーシャの落とし物を拾います。
それをアノス対して本人に渡すように頼むのですが、アノスは「どっちだ?」エミリア問いました。
するとエミリアは「サーシャさんではない方です」と答えミーシャの名前を口に出しませんでした。
そう答えられたアノスも”妙な言い回し”と感じます。
サーシャは七魔皇老のアイヴィス・ネクロンの直系の皇族にあたるキャラクターであり、魔眼を持っていることから黒服を着ています。
一方サーシャの妹であるミーシャは皇族扱いされておらず、白服を着用しています。
この時点でアノスだけでなく白服(混血)の生徒全員を嫌っていることがお分かりになるかと思います。
王笏を皇族の生徒に盗むように命令
エミリアはダンジョン試験から一気に差別感情を露わにしていきます。
ダンジョン試験の中で王笏を見事に持ち帰ってきたアノスたちですが、エミリアから発表された点数は70点であることを告げられてしまいます。
実はエミリアは他の生徒に命令し、王笏を盗ませていたのです。
これはもちろんアノスを陥れるための言い訳に過ぎません。
しかし、アノスの方もまた学院側に提出する前に王笏そのものに「痕跡」の魔法をかけていたため、すぐに見破られてしまいます。
アノスから「わざと盗ませるなら、もっと上手くやれ」とエミリアに告げ、逆に彼女を見下しました。
アノスの逆鱗に触れる
魔剣大会編でエミリアは兄のクルトをアノスに倒され、怒りが爆発してしまいます。
エミリアによる憎しみの対象は、とうとうアノスの母親にまで及んでしまいます。
魔剣大会の決勝戦前夜、アノスの剣を持ちながら帰宅中の母親イザベラの前に現れては偽りの規定を話すと同時に剣を取り上げようとしますが、アッサリと拒否されてしまいます。
作戦失敗と見るや即座に実力行使に切り替え、その過程でイザベラやファンユニオンの面々を殺害しようと魔法攻撃行います。
自分の母親やファンユニオンのメンバーたちに怪我を負わせたエミリアに対して、アノスの怒りも頂点に達します。
アノスはエミリアの首を掴み、魔剣大会の闘技場に転移したアノスは魔剣でエミリアを散々に痛めつけます。
魔剣に痛めつけられたエミリアはそのまま殺されてしまいました。
そして彼女にとっての地獄はこの後から始まるのです。
混血に転生した後
アノスに殺されたエミリアは、アノスからある呪いをかけられ死亡したエミリアを混血に転生させます。
ここからは、エミリア混血に転生した後について解説していきます。
アノスの母:イザベラを助ける
転生後のエミリアは記憶の改竄を全くされない形で容姿が茶色いの髪と瞳に変わっていしまいます。
誰からもエミリアと気付いて貰えず、魔王学院の教師を続けられなくなってしまいます。
魔剣大会が終了した後アノスのクラスは3回生1組の担任をしているメノウ・ヒーストリアが担任を兼任することになります。
ちなみに、彼女はエミリアと違って裏で不正を働く事はせず、混血の生徒に対しても公平な立場で接する人格者です。
その後、原作の第4章『大精霊篇』にて、転生後のエミリアは魔王学院の制服を着た皇族派の生徒のことを見ていたことで皇族派の生徒の怒りを買ってしまいます。
生徒から「混血のくせに皇族派のことを気安く見るな」と言われて皇族派の生徒から攻撃を受け、魔力も吸い取られピンチになります。
その様子を見ていて、エミリアを助けに行ったのがアノスの母イザベラです。
魔剣大会の時にエミリアが襲ったアノスの母に助けられるとは皮肉なものですね。
エミリアはターゲットをイザベラに変えた皇族派の生徒の攻撃から彼女を守り、アノスの家で治療を受けることになります。
そこで、エミリアはアノスに転生の呪いを解いて欲しいと懇願するが、「皇族でさえあれば街が美しいと思えるか」と、混血として過ごしたエミリアに問いかけその場をさりました。
勇者学院の教師になる
その後、アノスはアヴォスディルヘヴィアとの戦いを終え、周囲から本当の暴虐の魔王と認められる存在になります。
エミリアはアノスの元を訪れ「自分には居場所がない。自分の悲劇を救ってほしい」と改めてアノスにお願いをします。
するとアノスは、エミリアに勇者学院アルクランイスカの教師になるように命じます。
彼は「勇者学院アルクランイスカで1年間勤め上げることに成功すれば、魔王学院に復職させ七魔皇老と同じ地位を与える」と約束します。
それに同意した彼女は再び教師を始めます。
勇者学院でエミリアが様々な事件や出来事を乗り越え勇者学院の学院長まで出世します。
学院長として周囲に慕われるエミリアの姿は彼女が改心して立派に成長した証といえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
魔王学院の不適合者エミリアは混血嫌いと混血に転生した後について解説してきました。
- 魔皇エリオを父親に持つエミリアは皇族至上主義
- アノスが混血だからと言ってリーダーには立候補出来ないと拒否
- ミーシャの名前を「サーシャさんではない方」と呼ぶ
- 母親やファンユニオンのメンバーたちに怪我を負わせてアノスを怒らせる
- 混血に転生させられる
- 自分が殺そうとしたイザベラを助ける
- 勇者学院の教師になり、最終的に学院長までになる
アニメ2期は大精霊編からスタートするので転生後のエミリアが登場します。
差別行為が酷がったエミリアどう変化してくのか楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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