荒木飛呂彦による原作「ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン」ジョジョシリーズとしては6部になります。
ウェザー・リポートは、ジョジョ6に登場するメインキャラクターのひとりです。
6部の主人公・空条徐倫が収監されたG.D.st刑務所に収容されている、殺人未遂罪をかけられた記憶喪失の男です。
作中では、彼はエンポリオやアナスイと行動をともにし、徐倫の仲間になります。
6部のキーパーソンであるプッチ神父との因縁を持つ人物でもあります。
この記事では記憶喪失となった彼の過去や、スタンド能力について解説。
それではいってみましょう!
ジョジョ6部ウェザー・リポートの正体とは?
まず初めにウェザー・リポートの正体について紹介していきます。
【アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」最終話第38話 4/7(金)TOKYO MX他にてテレビ放送!!】
最終話放送まで…あと6日!!
サブキャラクターデザイン・土屋圭さんによるウェザー・リポートのイラストを公開!!
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— TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式 (@anime_jojo) April 1, 2023
プロフィール
名前 | ウェザー・リポート |
本名 | ウェス・ブルーマイン ドメニコ・プッチ |
生年月日 | 1972年 6月 5日 |
年齢 | 39歳 |
囚人番号 | MA-152403 |
罪状 | 殺人未遂 |
性格・特徴 | 無口 爪先で歩く 記憶喪失 |
スタンド | ウェザー・リポート |
ウェザーリポートは刑務所内に住む少年エンポリオと行動を共にしており刑務所内の秘密部屋で生活しています
外観的な特徴は毛皮のフードを被った長身の男性で会話の際には口を開かないで、顔を近づけてアップでしゃべるためエンポリオからは鼻息が生暖かいと言われています。
ウェザー・ボトムは、子供の頃の記憶や刑務所に投獄された経緯を含め過去の記憶がありません。
記憶が失われている原因は、作中で敵として登場するプッチ神父の能力ホワイトスネイクによって過去の記憶が奪われているためです。
このことからウェザーリポートは、自分が何者なのかを知りたがっており主人公徐倫の行動に協力します。
またウェザーリポートは生まれながらのスタンド使いです。
能力は天候を自在に操るというものでスタンド名も本体同様にウェザー・リポートと呼ばれています。
性格
ウェザーリポートの性格について解説していきます。
ウェザーリポートは、記憶を失っていることからあまり言葉を発することがなく無口で冷静なキャラクターです。
しかし徐倫が父親:空条承太郎の記憶が封じ込められたDISCを奪い返そうとした際は率先して協力を申し出るなど、決して冷酷な性格ではないことがわかります。
また味方との連携も得意で戦闘時におけるせっかくな判断能力も持っています。
作中でも頼りにされることが多く徐倫もウェザーリポートことを兄のように慕っています。
ウェザーリボートの印象深いシーンとしてピノキオに「ねぇあんた誰のファン?僕のファン?」と話しかけられた際に悪いが、俺は君たちを知らない向こうへ行け蹴り殺すと即答する場面があります。
この時点でのウェザーリポートは記憶を失っているため、ピノキオを知っているはずもないのですがあまりにそっけない態度と発言に、自身の興味がわかないものに対しては
無関心であることが分かります。
なお、初登場から記憶を失った状態だったウェザーリポートですが、作中終盤で記憶を取り戻しその後は一変して荒々しく粗暴な性格となります。
その際「神父をぶっ殺す前に少しリラックスしようぜ」と言いながら女性をナンパするなど、記憶を失っていた頃には考えられないような発言も見られるようになります。
ウェザー・リポートの過去や生い立ち
ここかは、ウェザー・リポート過去や生い立ちについて紹介していきます。
なぜウェザー・リポート記憶を失っているのかも合わせて解説していきます。
本名
ウェザーリポートの本名はドメニコ・プッチでありプッチ神父ことエンリコ・プッチの双子の弟として生まれたことが判明します。
しかし生後まもなく同じ病院で赤子の命を失ってしまった。
ウェス家の母親によってドメニコは赤子の亡骸とすり替えられてしまいます。
このすり替えの事実は誰も知ることなく以後、ドメニコはウェス・ブルーマリンとして育てられドメニコ・プッチは死んだことになります。
そして、時が流れ聖職者となったエンリコは何故運命は自分を選びを弟は死んだのかを、深く考えながら過ごしていました。
そんなある日、教会の懺悔室で変わる女性の告白を聞きます。
その内容は十六年前生まれたばかりの他人の赤子と自らの子供の亡骸を交換してしまったという罪の告白です。
この告白によってエンリコは、自身の双子の弟であるドメニコがウェス・ブルーマリンとして生きているという事実を知ります。
実の妹と恋に落ちる
一方自らの出生の秘密を知る由もないウェスは、ウェスを文字ってウェザー呼ばれるようになっておりやがて1人の女性と出会い恋に落ちます。
この女性はブッチ家の長女でありエンリコの妹であるペルラ・プッチだったのです。
妹のペルラがウェザーの出生の秘密を知ることで深く傷つくことを恐れたエンリコは、ひそかに私立探偵2人を別れさせることを依頼します。
しかしこの私立探偵は、古いしきたりを根深く受け継いでおりウェザーの父親が黒人であることを知ると、仲間たちと共にウェザーをリンチにかけます。
そしてリンチの果てに、ウェザーは崖の上のロープに吊るされそのまま放置されました。
その姿を見て深く悲しんだペルラは「私の心の中にはもう雨が降ることさえない」とつぶやくと崖の下の湖に身を投げます。
その後、妹の亡骸を見たいエンリコ絶望とともにスタント能力に目覚めるのと同時に、双子であるウェザーもまたスタント能力に目覚め一命を取り留めます。
スタント能力に目覚めたウェザーは、自らのスタント能力に戸惑いながらも私立探偵を始末しました。
そしてペルラのあと追い自殺しようとしますが、スタンド能力が邪魔をして死ぬことができません。
すると世の中のすべてに絶望し自身のスタント能力であるヘビー・ウェザーで、故郷の町を全滅させます。
その後、ウェザーが生きていることを確信したエンリコはウェザーと対面して自身が兄であることを伝えると、動揺したウェザーからスタンド能力でウェザーの記憶をDISC貸して抜き取ります。
これにより記憶を失ったウェザーは、プッチ神父によって殺人未遂の罪だけ刑務所収監されます。
ウェザーリポートのスタンド能力
ここからはウェザー・リポートのスタント能力について解説します。
ウェザー・リポートは、天候を自由に操る能力を持つスタント能力で頭にトゲが生えた人型をしています。
気象現象であれば能力に際限はなく雲の層で宇宙服を作る、竜巻を起こして毒ガエルを降らせるなど、多彩な能力を発揮できます。
他のスタントと比較して戦闘能力は非常に高いものの、飛行中の飛行機には追いつけないなど、気象現象の限界を超えることはできません。
また記憶を取り戻したウェザーリポートは真の能力とも言えるヘビー・ウェザーの使用が可能となります。
ヘビー・ウェザーはオゾン層の密度を操作して太陽光線の屈折率を変化させることで、天然のサブリミナル効果を持つ別名悪魔の虹を作り出す能力です。
これは光を視認にしたものに、自分は徐々にカタツムリになるという暗示をかける非常に危険な力で、カタツムリしたものに触れるだけでも被害が広がっているため、実質的な射程距離は無限大となっており世界を滅ぼすほどの効果があります。
ウェザー・リポート自身も制御できない能力であるため、作中ではアナスイに対してプッチ神父を倒したら自分を殺してくれと依頼しました。
名前やスタンド名の元ネタ
名前の元ネタはアメリカのジャズグループ:ウェザーリポートとアルバムタイトルであるヘビー・ウェザーから来ています。
またウェスブルーマリンの元ネタは、ジャズ奏者であるウェス・モンゴメリとイタリアのブランドであるブルマリンとなっています。
まとめ
ジョジョ6部の主要キャラクターである、ウェザーリポートついて解説してきました。
ウェザーリポートは記憶喪失の正体不明な男性キャラクターとして登場し、スタンド能力は本人の名前と同じく「ウェザーリポート」です。
自由に天候を操るこのスタンドは、雷やハリケーンを発生させたり空から毒蛙を降らせたりとかなり強いスタンドとして知られています。
そんなウェザーリポートは過去の記憶を取り戻した際にスタンド能力を覚醒させて「ヘビーウェザー」というスタンドを発動していました。
ヘビーウェザーはジョジョシリーズに登場するスタンドの中でもかなり強いスタンドで、太陽光を見た人物はカタツムリに変化するという能力を持っています。
ラスボスのプッチ神父を窮地まで追い込んでいたウェザーリポートの正体は、実はプッチ神父の弟です。
記憶を奪った人物がプッチ神父と判明し大激闘を繰り広げましたね。
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