ポチタとは、「チェンソーマン」第一部「公安編」で、物語の核になっていたと考えらえるキャラクターです。
犬のような姿をした愛らしい悪魔で、常に主人公デンジの心の支えになっています。
もちろん精神的な意味もありますが、一度死を迎えたデンジに心臓を渡し、物理的な支えにもなっているポチタ。
そんなポチタは実は地獄のヒーローチェンソーマンになります。
チェンソーマンは、「食べた存在そのものを消すことができる」という存在抹消の能力と作中でも最強クラスの強さ持っています。
しかし、主人公デンジと初めて合ったときは瀕死の重傷を負っていました。
今回はチェンソーマン強さ・能力そして瀕死の重傷を負っていた理由ついて紹介していきます。
それではいってみましょう!
チェンソーマンポチタの強さとは
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ポチタ(チェンソーマン)の強さについて見ていきます。
ストーリーの終盤でマキマに助けを求められた際、心臓の持ち主のデンジが「生きることや夢に見ること」を一旦諦めていたせいか、ポチタは一時的にチェンソーマンの姿に戻りました。
この時のチェンソーマンはポチタが持つ高い知性を全く感じさせない、野生動物のような状態で自分の意にそぐわない者を無条件で殺していました。
チェンソーマンとしての役割を遂行するためだけに無意識で活動していたようにも見えます。
そんな真の姿となったポチタの強さは凄まじく作中でも最強クラスの圧倒的な力を持っていました。
デンジが1人倒すだけでも大苦戦した武器人間を8人まとめて瞬殺しておりあのマキマが「勝てる気がしない」とつぶやくほどです。
真の姿のチェンソーマンは、心臓を外して行動することもできますし殺されてもチェーンを吹かして立ち上がることから、不死身に近いタフさを持っているようです。
そんなチェンソーマンの「消滅させる力」を手中に収めようとしていた、マキマはデンジの活躍を利用し人間からチェンソーマンへの恐怖心を無くして力を削ぐことで、全く勝ち目がなかった戦いを有利に傾けました。
その後、最終的にデンジの愛によって敗北しましたが、この策略がなければマキマはチェンソーマンによって瞬殺されていたでしょう。
ポチタの能力
次にそんなチェンソーマンの能力について紹介していきます。
悪魔たちにポチタことチェンソーマンが恐れられているのは、助けを求めると双方殺されるという行動だけが理由ではありません。
チェンソーマンは「食べた存在そのものを消すことができる」という存在抹消の能力を所持しておりこれを恐れている悪魔が多いのです。
通常悪魔は死んでも本当の意味で死ぬことはなく地獄と人間界を行き来する特殊な存在です。
しかしチェンソーマンに食べられると文字通り「存在」が消えてしまうので、悪魔にとってチェンソーマンは「死」よりも恐ろしい存在といえます。
チェンソーマンは今まで数多くの存在を食べてきたことが分かっており、作中ではマキマだけが「支配の悪魔」の能力でチェンソーマンに消された存在のことを把握しています。
それはナイス・アーノロン症候群・第二次世界大戦・エイズ・核兵器・祖唖あとは比尾山噴火など様々な存在がチェンソーマンに食べられて世界から消滅しています。
ナチス、核兵器、エイズ、第二次世界大戦の名前を持つ悪魔は非常に強力で危険な悪魔とイメージできます。
チェンソーマンは世界の均衡を乱す力を持つ悪魔を消す「調停者」のような役割を持っていたのでしょうか?
ただ「支配のの悪魔」だけは26回も殺しておいてその存在をそのままにしています。
「支配」という概念が無くなり混乱することを避けるためなのか、自分と同じように強すぎる存在への同情心からかは分かりませんが、マキマ本人もその理由を知りたがっています。
他にも作中で「地獄の悪魔」をバラバラにした際も食べた描写が無いため、チェンソーマン自身が何らかの理由で食べるかどうかを選別しているようです。
ポチタが瀕死の重傷を負っていた
このように作中でも最強クラスの力を持つ「地獄のヒーロー」チェンソーマンですが、初登場時は瀕死の怪我を負って犬のような姿になっていました。
一体誰がチェンソーマンに瀕死の重傷を負わせたのか作中では明かされていません。
そこでチェンソーマンのポチタの姿にした悪魔を考察してみます。
銃の悪魔
デンジと出会ったときポチタは銃創のような傷を負っていました。
このことから「銃の悪魔」と戦って勝利したものの瀕死の重傷を負ったという説が考えられます。
チェンソーマンの眷属であるビームが銃の悪魔の仲間と遭遇したことからも、銃の悪魔とチェンソーマンが戦ったという説は有力です。
しかし銃の悪魔は13年前に初めて現われた悪魔で人間が初めて姿を視認した時は、すでに何者かに倒されていたことが分かっています。
意識のない銃の悪魔がいつごろ視認されたのかは、はっきりしていませんが仮に世に姿を現してからある程度の時間を経て倒されていた場合、現在16歳のデンジがポチタと出会った時の年齢に近くなると考えられます。
支配の悪魔
2つ目の仮説としては支配の悪魔が原因と考察できます。
マキマこと支配の悪魔とチェンソーマンが対峙した際に「武器の悪魔たちと4人の騎士がチェンソーマンと戦いその最中で私たちの前から消えてしまった。探しても見つからず瀕死の変わり果てた姿で生きていた」と発言しています。
つまり、マキマの一味と戦って負けそうになったため、姿を変えて逃げたという説が考えられます。
その後、マキマから「いい加減この戦いを終わらせましょう。私は今まであなたに26回殺されてきました」と、言われていることから支配の悪魔はかなり長い期間に渡って
チェンソーマンと戦ってきたことがわかります。
戦っている最中に消えたという発言からも支配の悪魔たちと戦っていた際に重傷を負った可能性は高いでしょう。
助けを叫んだ悪魔
三つ目は助けを叫んだ悪魔にやられたという仮説です。
チェンソーマンは助けを求められると叫ばれた悪魔を殺し助けを求めた悪魔も殺すという性質があります。
そのため強力な悪魔と戦闘になり瀕死の重傷を負った可能性が考えられます.
ただチェンソーマンが、地獄と地上を自由に移動できるのかは不明なため、この仮説は信憑性がやや低いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
地獄のヒーローことチェンソーマンの強さと能力、そして瀕死の重傷を負っていた理由について紹介してきました。
ストーリーの終盤チェンソーマンは真の姿になり凄まじい強さを発揮し武器人間8人を瞬殺します。
これにはマキマも「勝てる気がしない」と話していましたね。
能力では、「食べた存在そのものを消すことができる」という存在抹消の能力を所持しており他の悪魔たちから恐れられています。
チェンソーマンは世界の均衡を乱す力を持つ悪魔を消す「調停者」のような役割を持っていると思われます。
瀕死の重傷を負っていたことについては、銃の悪魔・支配の悪魔・助けを呼んだ悪魔の3つ考察してみました。
著者的には、支配の悪魔たちと戦って負傷したのではないかと考えています。
皆さんはどう考えますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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