ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか略してダンまちに登場するリュー・リオンの過去についてお話ししていきます。
生い立ち、仲間との出会い、アストレア・ファミリア入団、その後のについて紹介していきます。
現在オラリオにある豊穣の女主人の酒場で働いています。
そんな可愛くてクールビューティーキャラでとして人気のリュー・リオンは、アニメ版でもダンまちでも軽く彼女の過去について触れているので大体のことは分かっているかと思いますが、そこから深掘りしてリュー・リオンの過去について紹介してきます。
アニメ版でしかダンまちを見ていない方は、ネタバレを含みますので注意してください。
それではいってみましょう!
ダンまちリュー・リオンの過去
リュー・リオンの過去を紹介する前に、リュー・リオンがどういた人物なのか軽く紹介します。
リュー・リオンは真面目で礼儀正しく正義感の強い性格をしていますが、色々と不器用でポンコツな部分もあり、そのため周囲から時折ポンコツエルフと呼ばれています。
加減しらずで行動がやりすぎてしまうこともあり、本人も自覚しているもうようですが、ベルとの朝稽古の時も、加減を間違えて何度も気絶するまで叩きのめしている。
また、エルフは自分が認めたもの以外との肌の接触を嫌う傾向があり、リューもその例にもれず他者にいきなり触れられたら攻撃をしてしまう。
リューの手を出会ってすぐ握ることができたのは亡き親友のアリーゼ、恩人のシル、主人公ベルの三人だけ。
そして、この三人がリューの人生に大きく影響を与える事になります。
生い立ち
リューが育った里リュミルアの森は代々聖樹を待ってきた一族で、生まれて間もない頃から戦士として訓練を受けてきました。
神からの恩恵がなくても以上にいるモンスター程度なら撃退する力を持っています。
リューは幼い頃から大人と一緒に戦い育ってきました。
エルフは人里離れた場所に住むことが多く容姿端麗で潔癖、プライドも高く認めたもの以外肌の接触を許さない高潔な種族です。
そのせいか他種族を見下す傾向にあり、神が下界に娯楽を求めて降りてくる新時代に入っても外部との交流を遮断していました。
神がファミリアを作り眷属たちは他の種族で盛んに交流しているだがエルフたちだけは閉鎖的で孤立していました。
リュー・リオンの里も例外ではありません。
しかし、ある日里に近づいてきた獣人族をリューと大人たちで撃退すると、エルフ達に「ひどい」・「われらと違う」と彼らをあざ笑いバカにしていました。
それを見たリューは同法のエルフこそが一番ひどいのではないか?と疑念を抱くようになります。
エルフ同士の意識が高く他者を認めない、思い上がった言葉ばかりを並べる同胞に、リューは落胆し自尊心さえ失っていく気がしました。
このときのリュー・リオンは11歳になります。
自分がエルフであることに恥を感じ目の前の世界が歪んでいると確信したリューは日に日に家族や同胞から距離を置くようになっていきます。
唯一好きな星空が広がる真夜中、リューはエルフという名の束縛か逃れるために、里を出る決意をします。
オラリオに来て
故郷を出たリューは世界の中心と言われる迷宮都市オラリオに向かいました。
ここなら里には無い何かを手にすることが出来るときたしていたからです。
それは、かけがえのない仲間、他種族の友。
雨が降るオラリオでフードを被って歩く彼女は少しも苦に思いませんでした。
しかし・・・・善意や悪意とは関係なく、リューは近付いてくる者すべての手を払っていました。
もちろん望んでやっていることではありません。
エルフの族の性質上リューの心身に潔癖という風習が体に刻み込まれているため、それが当たり前という環境で育った代償とも言えました。
更に追い打ちをかけるように苦痛を与えたのは視線でした。
容姿淡麗なエルフに向けられる香味と羨望のまなざしは恐怖でしかありませんでした。
里を嫌い同胞を避け、新しい世界に希望を抱いたのに、新しい世界に怯え勝手に自分から壁を作るってことに嫌気がさします。
この瞬間リューは、紛れもなく自分がエルフということを自覚せざるを得ませんでした。
人混みを避け雨が降る中路地裏にで立ち尽くしていると1人の 女神が声を掛けてきました。
声がする方向を向くとそのには、藍色の瞳にしとやかで質素な格好している女神が笑っていました。
リューに声を掛けてきた男神はみんな軽々しく薄っぺらい言葉ばかりで、この頃には神すら信用できない状態になっていました。
それは、同胞のエルフが言っていたことが正しく間違っていたのは自分自身じゃないかと疑心暗鬼になるほどで、声を掛けてきた女神を言葉すべてに棘のある言葉で返します。
「風邪引くよ」、「今のあなたは迷子みたいな顔をしている」とリューを心配する女神ですが、リューはすべて神々のせいだ!と見当違いなことばかり言い感情を荒らげます。
いままで、人里離れた暮らしを知ていた為、世界ことや世間ことを全く知らない、リューの目の前にあるのは、理想と現実のギャップでした。
そこからくる八つ当たりと、自分がエルフという証明と納得
話しかけてきた女神は、神々の声ではなく、対等の友人のようねと言い、リューに地図と食べ物を渡して去っていきました。
大切な友人アリーゼと仇となるジェラとの出会い
決して治安が良いとは言えないオラリオ。
初めて外の世界を知ったリューにとってオラリオは新鮮で大都会でしたが自分の里とは違いどこか冷たさを感じていました。
あてもなく歩いていると男たちがリューに声を掛けてきました。
男たちは目の前の少女がエルフであること、神の恩恵がないことを確認すると歓楽街にいくらで売れるか話を始めました。
彼等の目的は人さらい。
リューは彼等の目的が分かると、どうやって逃げ切るか考えました。
戦闘の教育を受けているとは言え、恩恵を受けている彼等に勝てる見込みはありません。
リューが護身用の短剣を抜こうとしたとき、
「ちょっと貴方達!白昼堂々と何をやらかそうとしているのよ!!」
声のするほうを見るとバトルクロスに身を包んだ赤い髪をしたポーニーテールの少女がいました。
少女と男たちは面識があるようでお互いを名前で呼び合います。
少女の名は「アリーゼ・ローヴェル」
男たちのリーダー格の名は「ジェラ」
こうしてリューは、後にかけがえのない存在となるアリーゼと仇となるジェラに出会います。
二人のやりとりが終わり男たちがどこかに消えると、アリーゼはリューに自己紹介を始めました。
しかしリューは背中を向け歩きだします。
アリーゼが人の話を聞かないのは失礼だと言うと、リューは「助けを求めていない」と線を引きました。
本来のリューなら決して口にしないようなことでしたが、このときの彼女はそれだけ追い込まれていて、そんな自分に自己嫌悪するほど心が病んでいました。
そして、自分を助けてくれた彼女の手を今までのように、また・・振り払ってしまうのではないかという恐怖もありました。
流石のアリーゼも少し驚きましたが、彼女は気遣いのない素直な気持ちをリューに伝えます。
「あなた偏屈なのね」とアリーゼが言いました。
その言葉にリューはカッとしますが「その通り」でした。
だからこそ余計に頭に血がのぼったリューは、「それは私がエルフだからということか?」と言いますが、キョトンとするアリーゼ。
「私だってなりたくてエルフになったんじゃない!!」っと普段生真面目な口調とは反対に年相応の口調になるリュー。
鼻で笑うアリーゼは「エルフだからとかじゃない。偏屈なのはあなたの性格で種族は関係ない」と言い返します。
どんどん彼女に追い詰められていくリュー。
アリーゼは続けて「どんな種族にも良い人や悪い人もいる」「今の貴方はカッコ悪い」と、まるで注意してるかのような言葉にリューは衝撃を受けました。
「あなたの言う通りだ」動揺が止まらないし何も反論できない。
長い沈黙のあと、リューは自分の卑怯さ、自分の未熟さを認めます。
何かあれば同族のせいにし、勝手に外の世界に恐れ喚き散らすだけの子供。
潔癖なエルフは自分の間違いを認め謝罪と感謝を表した。
このあと、アリーゼから自分が所属しているファミリアに入らないかと誘ってきます。
アストレア・ファミリア
アストレア・ファミリアの主神アストレアは、正義と秩序を司る女神になります。
ダンジョン探索の派閥ですが、カネーシャ・ファミリアと一緒に都市の治安維持活動も行っています。
エンブレムは正義の剣に翼
信念と正義
アリーゼはホームにいたメンバーに、リューの紹介とすると自分たちの信念と正義について語ります。
ゼウスとヘラの両ファミリアが黒竜:シズに破れ三大冒険者依頼は失敗に終わり、それから5年目の月日が流れ、オラリオは闇派閥を始めとした混沌が世界を闇で包もうとしているとアリーゼは力説しました。
アストレアはそんな少女たちの話を優しいまなざしで見つめます。
アリーゼは続けて世界の中心であるオラリオが乱れれば他の街にも影響する、混沌なっていらない、いま必要なのは正しい秩序と笑顔と話します。
リューはまぶたを閉じて、里を出たときの気持ち、アストレアに声をかけてもらったこと。
アリーゼに助けれたことを思い出していました。
ファミリアのメンバー
アストレア・ファミリアはリューを含めて10人いたます。
- アリーゼ
- ノイン
- ライラ
- マリュー
- リャーナ
- 輝夜
- セルティ
- イスカ
- アスタ
- リュー
そして、主神はアストレアになります。
ファミリア壊滅
リューがアストレア・ファミリアに入団してから5年後・・・ファミリアは壊滅します。
闇派閥に属するジュラの策略でダンジョンを破壊しジャガーノート出現し、アストレア・ファミリアは壊滅。
唯一無二の友人を失ったリューは復讐に駆られ多くの闇派閥を壊滅に追い込みます。
- リューが壊滅させた組織:27
- リューがきっかけで神の柱が立った数:4
- 伝説の賞金首:疾風リュー・リオンの懸賞金:8000万ヴァリス
復讐に力尽き倒れていることころをシルに助けられ、気分を隠して豊穣の女主人で働き始めます。
その後、生き残っていたジュラが再び現れホントの仇である、ジャガーノートをベルとリューの2人で撃破します。
ギルドからは疾風は命を落としたと正式に発表されブラックリストから解除されました。
- リューが壊滅させた組織:27
- リューがきっかけで神の柱が立った数:4
- 伝説の賞金首:疾風リュー・リオンの懸賞金:8000万ヴァリス
まとめ
いかがだったでしょうか
リュー・リオンの過去についてお話してきました。
紹介してきた内容を見ると、リューの出会いは雨が多く感じがしますね。
リューに手を差し伸べた女神アストレアとシルも雨の日でした。
リューにとって出会いのきっかけになっているのでしょう
そして雨が降ってない時に出会ったのはアリーゼとベル、2人とも共通の知り合いがいましたね。
アリーゼはアストレア、ベルはシルになります。
この2人の出会いによってリューの物語が良くも悪くも始まったのではないでのでしょうか
最後までに読んで頂き、ありがとうございます。
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