ダンまちヴェルフ・クロッゾは魔剣が嫌い?クロッゾ一族についても

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか略してダンまちでのヴェルフ・クロッゾについてまとめていきます。

ヴェルフはベルの兄貴的存在鍛冶師としての腕も確かなヘファイストス・ファミリアの青年です。

クロッゾ一族は、過去に魔剣を作ることで地位と名声を得た鍛冶貴族でした

現在はヴェルフのみ魔剣を作ることが出来ますが、ヴェルフは魔剣を嫌っているため断固として作ろうとしません

今回はヴェルフが魔剣を嫌う理由とクロッゾの過去について紹介してきます。

それではいってみましょう!

ダンまちヴェルフ・クロッゾは魔剣が嫌い

アニメ1期の9話から登場しているヴェルフ・クロッゾは、ヘファイストス・ファミリアに所属している鍛冶師です。

ベルが自分の作った装備を探していた時に出会い、専属の鍛冶師として契約しました。

当初は鍛冶のアビリティを手に入れるという目的で、一緒のパーティーに入り、ランクアップした時に念願のアビリティを入手してからもそのままパーティーに残っています。

ヴェルフは鍛冶師として特別な能力を持っています。

それは、魔剣を鍛錬することができると言われています。

そのため、多くの顧客から魔剣の依頼があったが、ヴェルフは断固として鍛錬しませんでした。

魔剣を鍛錬すれば富や名声も得られるのは確実で、ファミリアからは宝の持ち腐れと言われています。

なぜヴェルフはこんなにも魔剣を嫌っているのでしょうか?

ヴェルフにとって武器とは、ただの道具でも成り上がる手段でもなく武器は使い手の半身で、どんな窮地に立たされても武器だけは裏切ってはいけないと考えています。

使い手と共に成長すべきと思っているため、使用者を残して壊れる魔剣を嫌っています。

これまで魔剣を求める者達は、強くなるためや名を挙げるため道具が欲しいと言われ続けへきえきしていました。

魔剣の力は強大だが、使用者を腐らせていくのを分かっているからこそヴェルフは魔剣を作らない決めています。

ベルを初めて自分の工房に招いた際には、ベルの態度が変わるかを試していました。

ヘスティアが魔剣を作れるという情報を嗅ぎ回っているのを知っていたからです。

しかしベルの態度は変わらないことや、自分の作った装備を求めているため気に入っています。

この時、ベルの持っていたミノタウロスの角で「牛若丸」を作っています。

オラリオに来てから、一度だけ魔剣を作ったことがあったようですが、その時に作った魔剣はヘファイストスに預けて管理されています。

この魔剣は、アニメ1期最終話の18階層でゴライアスとの戦闘で使用します。

ヘファイストスがヘスティアに預け、それをヴェルフに手渡されています。

本来なら使いたくなかったため躊躇していたが、意地と仲間を天秤にかけるのはやめなさいというヘファイストスからの言葉を思い出し覚悟を決めた。

炎の魔法「火月」を放ち、通常の魔法より強力な威力を見せています。

ヴェルフの才能は、クロッゾ魔剣のオリジナルを超える程の性能を誇っている。

後にヴェルフは壊れない魔剣を作ることができるようになったようです。

これは、使用者の精神(マインド)を使って攻撃できる。

そのため、使用できるのはベルだけでなく、リリや春姫も戦闘に参加できるようになると思われます。

クロッゾ一族について

ヴェルフは呪われた鍛冶師と世間では呼ばれているクロッゾ一族になります。

クロッゾ一族はかつて強力な魔剣で名を挙げた鍛治一族です。

しかし、ある日を境にクロッゾ一族は魔剣を打つ能力がなくなってしまい、今では没落鍛治貴族と呼ばれています。

そもそもクロッゾ一族は、ラキア王国の一族です。

クロッゾ一族が作った魔剣を持つラキア王国はその絶大な力で無敵とまで呼ばれていました。

ではなぜクロッゾ一族はその力を失ってしまったのでしょうか。

クロッゾの過去

事の始まりは初代と呼ばれる売れない鍛冶屋クロッゾの先祖が魔物に襲われていた精霊を助け、恩を感じた精霊が自らの血を与えて彼を救った事に起因しており、これにより初代は本物と同じレベルの魔法を放つ事が出来る魔剣を作り出せるようになります。

後に神時代(神が下界に降りてきた時代)が始まり、ステイタスが現れた事で子孫達にも魔剣の作製が可能となりました。

その威力は通常の魔剣とは比べ物にならず、ある世代が魔剣をラキア王国に売り込んだことで貴族の地位を得ることとなります。

しかし世代を重ねるにつれ、一族はおごり始めていきます。

大量の魔剣を送り出した事で数々の国を滅ぼし、結果として精霊の住処も焼き払った事で精霊の怒りを買い、戦争の最中に全ての魔剣が砕け散り一気に連戦連敗を喫し、一族も魔剣を造れなくなってしまいます。

王国は敗北の責任をクロッゾ家に押し付け、これによりクロッゾ家は没落するという愚かな結末になりました。

ヴェルフは唯一魔剣が作れる

クロッゾ一族は精霊の恩恵を失い、魔剣を打つ能力が失われたにも関わらずヴェルフだけは魔剣を打つ事ができます。

幼少期、魔剣を超える武器を作るため日々鍛錬をしていたヴェルフですが、10歳のときに魔剣が作れる事が判明します。

魔剣を作れる事を知ったヴェルフの家族は、豹変し家の再興のためヴェルフに魔剣の作成を強要します。

ヴェルフはそれが嫌になりラキア王国を出て、剣製都市ゾーリンガムで神ヘファイストスと出会い、今のオラリオにいます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ヴェルフ・クロッゾがなぜ魔剣が嫌いなのかすこしでも分かって頂ければ幸いです。

クロッゾ一族も魔剣で貴族の地位を得ますが、だんだんおごり始めた結果、魔剣は作成できなくなり一族は没落してしまう哀れな末路を辿ってしまいましたね。

思い上がるといいことがないとは、アニメの世界でも同じようですね・・・

ヴェルフのみ魔剣を作ることが唯一出来ることがわかりましたが、ヴェルフは使用者を残して壊れる魔剣を嫌っています。

しかし、ヴェルフの作った魔剣はクロッゾ魔剣のオリジナルを超える性能の魔剣を作ることが出来、しかも恐ろしいのは彼がまだステイタスがレベル2で、【鍛冶】のアビリティに至っては未だ最低値のIであるという事実です。

原作8巻にてヴェルフを連れ戻そうと彼の父親:ヴィルが破壊を逃れ保管されていたクロッゾの魔剣一振りをヴェルフに向かって放つが、ヴェルフが新たに作った魔剣にあっさり相殺され、先祖がスキルの力のみに頼って製造してきた魔剣とは強度、威力、使用回数全てが上回っていました。

ステイタスが上がった事で魔剣の質も上がっている証拠であり、つまり彼がステイタスを更に極めていけば、より強力な魔剣を作ることが可能という事になります。

ベルの活躍や飛躍的な成長に目を奪われがちだが、彼も作中トップクラスのチートキャラになるのです。

最後までに読んで頂き、ありがとうございます。

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