ゼシアは魔王学院の不適合者に登場するキャラクターの1人になります。
ゼシアは魔王学院の魔族ではなく勇者学院側の人間になります。
しかしゼシアの正体はジェルガの根源魔法で生み出された生命体であり、根源をエレオノールの魔法で複製して生まれた根源クローンになります。
ゼシアの根源クローンはなんと1万人とかなり人数が存在します。
今回は勇者学院にいるゼシアの正体と能力そしてアノスとの関係についても解説していきます。
それではいってみましょう~!!
魔王学院の不適合者ゼシアの正体とは?
まず初めにゼシアの正体について紹介してきます。
ゼシア冒頭でも話しましたが根源クローンという特殊な人物です。
ここでは勇者学院でのゼシアと勇者学院の交流生として魔王学院に在籍することとなったゼシアの2名と根源クローンについて解説していきます。
ゼシア・カノン・イジェイシカ
最初に勇者学院のゼシアについてです。
ゼシア・カノン・イジェイシカは勇者学院の選抜クラス【ジェルガカノン】所属の序列第一位で、勇者カノンの第四根源の転生者と言われています。
紫の髪を後ろでまとめており、目のハイライトが消失していて言語能力の大半が消失している少女で光の聖剣エンハーレを所有しています。
その正体は、ジェルガの根源魔法で生み出された生命体であり、根源をエレオノールの魔法で複製して生まれた根源クローンになります。
適正のある勇者の根源を戦闘力に特化したためか、その代償として感情や言語能力が失っています。
同様の個体が一万人以上おり、根源の持つ全ての魔力をフルパワーさせる光の魔法根源光滅爆という自爆技を使っても次のゼシアが現れます。
ゼシア・ビアンカ
エレオノールによって生み出された根源クローンであるゼシアの一人です。
ゼシアの中で唯一言葉を話せる特異な個体だが他のゼシアよりも幼い10歳くらいの少女です。
ゼシア・ビアンカと名乗り、エレオノールと行動をともにするようになります。
まだ言葉は拙く言葉を途切れ途切れに話し、語尾に「……です」という口調です。
ゼシア・ビアンカは会話をすることもできるようになり、エレオノールのことをママと呼んだりアノスたちに懐いたりと少女らしい一面を開花させていくことになります。
残された1万人のゼシアたちは魔王学院の地下を改造してもらったり、精霊の森で暮らせるようにアノスが計画するなど戦闘から解放された状態になりました。
1万人のゼシアたちについては今後のストーリーの中でも触れられていくのではないかと推察されています。
根源クローン
ゼシアの正体の大元は勇者カノンの師匠であるジェルガが根源魔法で生み出した生命体だったのです。
それをエレオノールが自身の魔法「根源母胎」を使ってゼシアのクローンを作り出すことに成功したのでした。
ゼシアの根源クローンは、1万人います。
ゼシアとして表舞台に立つまでは、聖水球の中にいて1体が倒されると次のクローンが聖水球から出て行くという構造です。
ゼシアは戦闘能力に特化した兵士として作り出されたと言われています。
このためゼシアは10歳前後の少女の外見からは窺い知ることのできない高い戦闘能力をもっています。
しかし、その影響でゼシアには感情や言葉が失われた状態になっています。
ファンの間ではただ戦うだけのために1万人もの根源クローンとして作り出されたゼシアがとても可哀想だという感想を持つ人が多いとのことです。
能力:根源光滅爆
勇者学院に出てくるゼシア・カノン・イジェイシカは、光の聖剣エンハーレの使い手になります。
【ジェルガカノン】所属の序列第一位であることから相当な強さと能力を有していると言われています。
ゼシアはアノスとの剣での一騎打ちの際にも互角に渡り合ってみせるなどその強さを誇示しました。
さらにゼシアは根源クローンで複製可能な存在であるため、何度でも根源光滅爆ガヴエルを利用することができます。
根源光滅爆は根源の持つ魔力の全てを強制的に開放することで光の魔法爆発を起こすというものです。
大変強力な魔法ですが勇者の魔法としては禁呪とされています。
理由は一度しか打つことができず、自身の命ばかりか来世での可能性すら閉ざしてしまうからです。
しかし、ゼシアの場合は戦闘特化のクローンになります。
しかも1万人のクローンがいるので魔法を放ったゼシアが死んでもすぐに次のクローンが現れて同じく根源光滅爆を放つことができます。
通常の人間であれば1度しか使えない自爆魔法ですが、クローンで複製が可能であれば無限に使用できます。
アノスとの関係
ゼシアとアノスは勇者学院で戦闘することになりましす
ゼシアはアノスを追い込んだかに見えましたが、アノスはゼシアの正体を見抜き彼女を救うためにはエレオノールも一緒に救わないとダメであることに気づきます。
それはエレオノールも同様だったようで彼女はアノスに自身を破壊することを懇願します。
しかし、アノスはそれではエレオノールもゼシアも救えないので断り、アノスは自身の幸せが何であるか考えるようにエレオノールに告げます。
するとエレオノールは唯一言葉を話せる特異個体のゼシアの助けてという声を聞き、エレオノールは自身とゼシアたちの幸せを願います。
アノスはこれに応え、理滅剣でエレオノールがクローンを作り続ける宿命を解放、そして1万人のゼシアたちも解放されたのでした。
その後、ゼシア・ビアンカとしてアノスと行動を共にするほど親しい関係性になりミーシャ達とも親しくなって、成長していきます。
またゼシアは、大精霊編でアノスやレイ達のものまねをして周囲を和ませるシーンも見受けられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
魔王学院の不適合者ゼシアの正体と能力やアノスとの関係について解説してきました。
最後に簡単ですがまとめていきます。
- ゼシア・カノン・イジェイシカは勇者学院の選抜クラス【ジェルガカノン】所属の序列第一位である
- ゼシア・ビアンカは唯一言葉を話せる特異な個体
- ゼシアの正体はジェルガが根源魔法で生み出した生命体
- 根源クローンのため勇者の魔法としては禁呪の根源光滅爆ガヴエルをほぼ無限に使用できる
最後まで読んでいただきありがとうございました
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