今回はその強烈すぎるストーリーとキャラクターで話題を攫った傑作漫画「チェンソーマン」より、主人公:デンジについて解説します。
デンジは幼いころ両親をなくして天涯孤独のみでありながら、父親が作った多額の借金に追われる極貧生活をしていました。
自分の臓器を売ったり、個人でデビルハンターをして金銭を稼いでいる少年です。
本記事では、貧生活を送る主人公:デンジ正体や強さ・壮絶な幼少期に加え唯一の友達であるポチタの関係について紹介していきます。
良ければ最後で御覧ください。
それではいってみましょう!
チェンソーマンデンジの正体と強さとは
はじめにチェンソーマンの主人公:デンジの正体や強さについて紹介していきます。
デンジはポチタと契約しチェンソーマンに返信することが出来るようになってから、他の勢力に心臓をよく狙われるようにそれはなぜなのか?
そしてデンジの夢にデてくる謎の扉、その向こう側についても紹介していきます。
#チェンソーマン【公式】Twitterのフォロワーが48万人を突破しました!応援ありがとうございます。
【フォロワー48万人突破記念】として今回は #デンジ のアイコンをプレゼント!
次は、49万人突破であたらしいアイコンをプレゼントします。 pic.twitter.com/E081Jl5lah— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) July 29, 2021
プロフィール
まずはデンジのプロフィールについて見ていきましょう。
年齢は本人曰く16歳で両親ともに亡くなっているため天涯孤独です。
両親のいないデンジは、スラム街のような場所でヤクザに飼われるデビルハンターとして生活していましたが、ある日「ゾンビの悪魔」と契約した雇い主のヤクザによって斬殺されてしまいます。
しかし一緒に暮らしてた小さな悪魔「ポチタ」が、「デンジの夢を私に見せてくれ」と言い残して自らをデンジの心臓に変えて、融合することで彼を蘇らせました。
ポチタの力で蘇ったデンジの胸元にはポチタの尻尾のであるスターターグリップが生えており、これを引っ張るとチェンソーの悪魔に変身する能力を得ます。
この力でゾンビの悪魔を倒したデンジは莫大な借金をチャラにします。
その後マキマにスカウトされたデンジは公安のデビルハンターとして生活することになります。
デビルハンターとなった後は上司であるマキマ命令で、先輩のアキやバディのパワーと一緒に暮らすことになり疑似家族を形成しています。
また自分を拾ってくれたマキマには心底惚れ込んでいて、いつか彼女と結ばれるために日々戦っています。
性格:素直で前向きなクレイジー
続いてデンジの性格を見ていきます。
わずか100円のためにタバコを食べたふりをするほど借金まみれの人生を送っていたデンジですが、ポチタおかげで腐ることはなく素直で前向きな思考を持っています。
野菜が嫌いで投げ捨てようとするパワーに「農家に失礼だと思わないのかよ」怒鳴るなど一定のモラルはあるようですが、時には仲間や敵が予想もできない斜め上の発想で絶望的な状況を打開するクレイジーさも持ち併せています。
相棒のパワーと共にアキがマジギレするほどのいたずらをしたり、彼の目の届く範囲でお供え物を食べるなど、さながら三兄弟を思わせる振る舞いもたびたび見せています。
名前の由来
デンジの名前の由来ですが2021年に開催されたジャンプフェスタでの作者インタビューにて、悪魔と戦う存在である「天使」に濁点を加えて「デンジ」と命名したと明されました。
藤本先生は以前より「チェンソーマンはポップなアバラを目指している」と語っています。
アバラは弐瓶勉先生によるダークなSF作品でチェンソーマンに色濃く影響を与えています。
このアバラという作品の主人公は駆動電次という名前であるためこれもデンジの名前の由来とかを考察されます。
強さ:最強になれる素質
次にデンジの強さについて見ていきます。
ポチタの心臓を持つデンジは不死身で、胸のロープを引くことさえできればたとえ死亡していても復活できます。
しかし復活するためには血を消費するので攻撃を受けながら長時間その姿を維持するのは難しく、首の骨など折られると動けなくなってしまいます。
デビルハイターになりたての頃は単調な攻撃しかきずサムライソードにも完敗していましたが、最強のデビルハンターである岸辺に鍛えられたことで多くの悪魔と戦えるまでに成長しました。
デンジは相手を倒すためには何でもする精神の持ち主で、悪魔に恐怖の感情を抱かせ勝利することも多く規格外の戦い方をする一風変わった主人公です。
作者の藤本タツキ先生は「デンジには敵を恐れる回路がない」と話しています。
作中では「悪魔恐れないデビルハンターが強い」とされていることからも、デンジにはデビルハンターとしては“最強になれる素質”がありますが、性格が素直で騙されやすい上に自身の能力を活かした戦い方を知らないため作中では幾度のなく死んでいます。
デンジの心臓が狙われる理由
チェンソーマンの第一部ではさまざまな勢力がデンジの心臓を狙って日本にやってきます。
ストーリーの後半では「なぜデンジの心臓にそれほどの価値があるのか」が大きな謎となっていました。
デンジ自身も「なんでオレの心臓をほしがるんだ?」「ポチタは何者なんだ」と疑問に感じています。
このようにデンジの心臓が狙われた理由は、ストーリーの終盤で判明します。
デンジの心臓はポチタが変化したものですが、ポチタの正体は地獄のヒーロー「チェンソーマン」です。
支配の悪魔であるマキマは、そのチェンソーマンを支配下に置き食べた悪魔を存在ごと消せる力を思うままに使いたいと考えています。
しかしマキマの目的は他の悪魔や諸外国にとっては都合が悪くマキマの思い通りにさせないために、各勢力デンジの心臓を狙っていたということです。
扉の向こうにあるもの
作中では何度もデンジの心の中にあるさ封印された扉が描かれていて、デンジはその前に立っている悪夢を見ています。
この扉はデンジが開けてはいけない、玄関を開けるシーンや目の前でパワーを殺された際にも現れますが、マキマの精神攻撃によってついに記憶の奥にある扉は開かれてしまいます。
扉の向こう側にあったのは幼いデンジが父親を殺したという記録でした。
支配の悪魔であるマキマには記憶を改ざんする能力があるため、実際にデンジが父親を殺したのかは不明ですが、もし実際にデンジが殺していたらとしたらそれを知りながら「首吊りやがって」と言ってデンジを雇っていたヤクザは人情のある人物だったのかもしれません。
そしてデンジがその記憶を思い出せないように注意し続けてくれたポチタは、デンジを守る親のような存在だったのでしょう。
壮絶な幼少期:お金を返すか命を払うか
ここからデンジの壮絶な幼少期について見ていきましょう。
父親が亡くなった直後に「金を返すか命で払うか」とヤクザに迫られたタイミングで瀕死の怪我をした悪魔:ポチタと出会います。
デンジはポチタに血を飲ませる代わりに、「お前を助けるからお前も俺を助けろ」という契約を結びデビルハンターとなりました。
しかし自分の臓器を売り払って悪魔退治やバイトをしても、稼いだ先から返済分として取り立てられるため、その日の食事すらままなら極貧品生活を送っています。
「食パンにジャムを塗って食べたい」「死ぬ前に女を抱きたい」というのがデンジのささやかな夢でした。
父親が亡くなった理由は後ほど解説しますが、母親はずっと以前に持病の心臓病で血を吐いて亡くなったと語られています。
しかしながら通常は心臓の病気で血を吐くことはないため、母親の死は何らかの伏線になっている可能性があります。
臓器を売って生活を送るデンジは自分の命がそう長くないことを自覚しており、自分が死んだあとポチタを心配して「自分が死んだら体を乗っ取ってどこかで普通の生活をしてほしい」と願っていました。
唯一の友達ポチタ
そんなポチタとテンジの関係について見ていきましょう。
ポチタは頭からチェンソーが生えた犬のような見た目の悪魔で「ワン」や「く~~~~ん」といった鳴き声を出していますが、実は人間の言葉を理解することが可能な高い知能を持っています。
極貧生活を送るデンジと生活を共にして、夜はデンジの夢を聞きながら眠る穏やかな生活を送っていました。
そんなポチタですがその正体は「チェンソーマン」であり地獄のヒーローとして悪魔から恐れられています。
チェンソーマンはあまりに強い力をもっていたため他者と触れあう事ができず誰かに抱きしめてもらいたいと願っていました。
ポチタの姿になったことでデンジにその夢を叶えられたということです。
チェンソーマンがポチタ姿になった理由は不明ですが、弱ったポチタは銃創のような傷を負っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
チェンソーマンの主人公:デンジついて紹介してきました。
幼い頃から両親がいなく天涯孤独のみでありながら、父親の多額の借金で極貧生活をしていました。
チェンソーマンことポチタとの出会いがあったからこそ腐ることはなく素直で前向きな思考持つことができたのだと思います。
最終的にはヤクザとデビルハンターに恨みを持つ悪魔に斬殺されてしましますが、ポチタとの契約によってポチタはデンジの心臓に変化し、融合することでデンジを蘇らせました。
その後マキマにスカウトされたデンジは公安のデビルハンターとして生活することになります。
デビルハンターとなった後は上司であるマキマ命令で、先輩のアキやバディのパワーと一緒に暮らすことになり疑似家族を形成して行き
また自分を拾ってくれたマキマには心底惚れ込んでいて、いつか彼女と結ばれるために日々戦って行くのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント