フェアリーテイルシャルルの正体とは?使用できる能力やハッピーと関係についても

フェアリーテイル

『フェアリーテイル』に登場するシャルルの正体とその多彩な能力、そして彼女の人間関係について、どれだけご存知でしょうか?

この記事を読むことで、シャルルの詳細な人物像、彼女が持つ特別な能力、そしてパッピーとの複雑な関係性について深く理解することができます。

これにより、物語の理解が深まり、シャルルのキャラクターをより魅力的に感じられるでしょう。

キャラクターの背景や能力に関する新たな発見が、物語の楽しみを一層引き立てるはずです。




フェアリーテイルシャルルの正体とは?

シャルルは、『フェアリーテイル』に登場するしっかり者のキャラクターです。

卵から生まれた彼女はエクシードという特別な種族に属しており、初対面の相手には距離を置く慎重な一面を持っています。

ギルドの男性メンバーを軽視することもありますが、ウェンディを守る姿勢は一貫しており、その忠誠心は深いです。

人物像

シャルルは「化猫の宿」に所属していた魔導士で、天空の滅竜魔導士ウェンディ・マーベルの相方です。

「化猫の宿」が消滅した後、ウェンディと共に妖精の尻尾に加わりました。

彼女はナツ・ドラグニルの相棒であるハッピーと同じく喋る猫で、かつては「メスのハッピー」とも呼ばれていました。

しかしその正体は並行世界エドラスに住む亜人族「エクシード」で、ハッピーと同様に6年前に現実世界アースランドに送られた卵から孵りました。

生まれつき断片的な予知能力を持っていた彼女は、記憶を持たないハッピーとは異なり、エドラスに帰る任務を覚えていました。

そのため、初めはハッピーを「オスネコ」と蔑んで呼んでいましたが、エドラスでの出来事を経て彼のことを名前で呼ぶようになりました。

エドラスから帰還した後、彼女の予知能力はさらに強化されました。

また、第2部からは変身魔法を使って人間に変身できるようにもなりました。

しっかり者

『FAIRY TAIL』に登場するシャルルは、天空の滅竜魔導士ウェンディと一緒に行動する白い猫です。

彼女は幼くて自信のないウェンディの面倒を見ており、時には叱責し、時には優しく寄り添いながらウェンディを勇気づけています。

シャルルはウェンディをしっかり前を向いて歩けるよう見守り、「妖精の尻尾」のメンバーたちと共に様々な依頼や事件に直面する中で、二人とも大きく成長していきます。

ナツとハッピーの関係が友人以上のものに発展する一方、シャルルはウェンディに対して特に過保護な一面を見せることが多いです。

登場当初、ウェンディが臆病な一面を見せるたびに、シャルルは厳しく接し自信を持つよう促していましたが、同時に優しく寄り添う姿も描かれており、ウェンディの成長を支えています。

卵から生まれる

シャルルはある日、突然ウェンディの前に落ちてきた卵から孵化しました。

小さい頃から「化猫の宿」で育ったシャルルは、最初はウェンディを遠ざけていましたが、一人ぼっちが寂しいと付いてくる彼女を見て、次第に面倒を見るようになりました。

こうして二人は一緒にいる時間が増え、ナツとハッピーのように友達以上の関係を築き、互いに信頼し合うようになりました。

ニルヴァーナの一件が解決すると、ウェンディとシャルルが所属していたギルド「化猫の宿」は、ウェンディのために作られた幻のギルドであることが明らかになります。

いつも仲良くしていたギルドメンバーたちは思念体であり、ゆっくりと消えていく様子に、二人は涙を流さずにはいられませんでした。

大切な仲間が消える中で、シャルルとウェンディは「妖精の尻尾」という新たな仲間たちに出会い、エルザの誘いで「妖精の尻尾」に加入することになりました。

エクシード

エクシードは、エドラスの浮遊島エクスタリアに住む、猫に似た種族です。親と同じくらいの大きさの卵から生まれます。

エクシードの女王シャゴットは、エクシードが魔法の力が弱く、人間よりも弱い生き物であるため、彼らを守るために予知能力を使い、人間にエクシードを「人間の死を決定する神」と信じさせ、王国の平和を保っていました。

そのため、エドラスではエクシードは天使のように扱われ、人間から聖獣として崇拝されていました。

しかし、エクスタリアの崩壊を予知したシャゴットは、子供たちの卵をアースランドに避難させました。

これらの卵からハッピーシャルルレクターフロッシュ、そしてレギオン隊のサミュエルが生まれました。

シャゴットは、ハッピーたちを卵の状態でアースランドに送るために「ドラゴンスレイヤーを抹殺する」という使命を与えましたが、実際の命令は「ドラゴンスレイヤーをエドラスに連れて帰る」というものでした。

エクシードの中には、パンサー・リリーやサミュエルのように戦闘モードに変身し、強力な力や魔法を発揮する者もいます。

また、シャルルは翼(エーラ)に加えて予知能力を持ち、修行の成果として変身魔法を習得し、人間の姿にもなれるようになりました。

初対面の相手には距離をおく

シャルルは初登場時や「妖精の尻尾」加入後、しばらくは周囲と距離を置いていました。

これは、ウェンディ以外の人間を信頼していないという気持ちの表れであり、同時にウェンディへの強い信頼と守りたいという思いの表現でもあります。

シャルルはウェンディが不用意に怪しい人物と接触しないよう気を使うなど、保護者的な一面も見せています。

並行世界エドラスでは、シャルルは自分の正体を知り、現実と向き合うことで大きく成長します。

エドラスから帰還した後は、「妖精の尻尾」のメンバーとも交流を持つようになり、ウェンディ以外の人々とも仲良く話し、他のキャラクターたちと食事を楽しむなど、明るく振る舞う姿が見られるようになります。

ギルドの男性メンバーを軽視

シャルルはハッピーを「オスネコ」と呼び、「妖精の尻尾」の男性メンバーたちを「オス共」と呼んでいました。

特にハッピーには蔑んだ態度をとり、彼がアプローチしてくるたびにきつくあしらっていました。

しかし、ギルドの理念や活動を通じて次第に態度が軟化し、男性メンバーたちへの接し方も変わっていきました。

シャルルが男性メンバーに対してきつく当たるたびに、ウェンディが彼女をなだめる場面が多く描かれています。

ウェンディの「仲良く過ごすのが一番」という考え方に影響され、自分の態度を反省することもありました。しかし、ハッピーに対してだけは厳しい態度を崩しませんでした。

それでも、様々な出来事を一緒に乗り越えていく中で、シャルルはハッピーを名前で呼ぶようになり、その態度も変わっていきました。

最終的には、他の男性メンバーたちにも信頼を寄せるようになり、ギルド内での関係がより良好になりました。

ウェンディを守る

シャルルはいつもウェンディと一緒に行動し、彼女を守るために尽力しています。

保護者のように振る舞い、時には戦場から遠ざけたり、時にはしっかり戦うように諭したりします。

ウェンディが成長できるよう促し、ピンチの時には駆けつけて助ける姿も見られます。

シャルルとウェンディが出会った当初は、今のように仲が良かったわけではありません。

シャルルはエクシードの使命である「滅竜魔導士を抹殺する」という任務を覚えていたため、ウェンディを遠ざける発言が多く見られました。

しかし、ウェンディと共に過ごすうちに、使命よりも彼女を守りたいという気持ちが芽生え、次第に強くなっていきました。

エドラスに帰還したシャルルとハッピーは、自分たちの正体を知り、その事実に驚きました。

しかし、シャルルは使命を放棄し、自らの意志でウェンディを守ることを誓います。

そして、囚われたウェンディを救うために戦うのです。このとき、シャルルは一人ではなく、ハッピーも共に戦っています。




シャルルの能力

シャルルは、人間の姿に変身できる能力を持ち、さらに予知能力を駆使して未来を見通すことができます。

この二つの特別な力が彼女のキャラクターを際立たせ、物語に深みを与えています。

人間の姿になれる

ギルドの一時的な解散後、シャルルはウェンディと共に「蛇姫の鱗」に身を寄せ、新たに変身魔法を習得します。

この魔法により、シャルルは人間の姿になり、魔力も増して未来予知の能力も強化されます。

ウェンディを守ると誓ったシャルルは、変身魔法を使ってパンサー・リリーのように戦闘に直接参加するようになります。

ハッピーは初めて出会った時からシャルルに一目惚れし、熱烈なアプローチを続けていますが、変身後のシャルルにはあまり惹かれていない様子です。

人間の姿になったシャルルに対して、ハッピーは他の仲間たちと同じように普通に接しており、どこか冷めた態度も見せています。

猫の姿と人間の姿に大きな違いがあり、ハッピーが変身後のシャルルを褒めることはありません。

これにより、ハッピーの好みが猫の姿のシャルルにあることがうかがえます。

予知能力が使える

エドラスでシャルルは未来予知能力の片鱗を見せ、帰還後もその能力をたびたび披露しています。

実際に未来の危険を予知し、その通りに物事が進むことから、幻想ではない本物の予知能力であることが分かります。

また、シャルルがエクシードの使命を覚えていたのも、この予知能力によるもので、他のエクシードにはない特別な力として描かれています。

シャルルが予知する未来は、世界の崩壊や「妖精の尻尾」全体が危機に瀕するなど、恐ろしい内容ばかりです。

そのため、シャルルはその内容を信じることができず、仲間たちに真実を告げることが難しいと感じています。

しかし、「妖精の尻尾」のメンバーたちは肉体的にも精神的にも強く、他の外的要因が加わることで、シャルルの見た未来を覆すような展開を引き起こします。

シャルルの予知能力は危険回避や作戦を立てる際に非常に役立ちます。

彼女が見る未来は外れることなく、予知通りに物事が進みます。卵から生まれる前のエクシードの使命を記憶していたのも、この予知能力のおかげです。

シャルルが見る未来は恐ろしいものが多いですが、「妖精の尻尾」の強い仲間たちは、その未来を変えるために奮闘します。

パッピーとの関係

シャルルはパッピーに対して初めは高圧的な態度を取りますが、物語が進むにつれてその気持ちに変化が現れます。

彼女の態度の変化は、二人の関係性の成長とともに描かれ、キャラクターの深みを増しています。

高圧的

ハッピーはシャルルに一目惚れし、しつこくアプローチを続けていましたが、シャルルはそのたびに冷たくきつい言葉で応じていました。

それでもハッピーは諦めずにアタックを続けましたが、シャルルの態度は変わりません。

シャルルは同じ猫であるハッピーが、アースランドにやってきた使命を忘れてナツと親しくしていることに苛立ちを感じていました。

また、自分がハッピーと同等に見られたくないという思いから、気高く勝気に振る舞っていたのです。

シャルルがハッピーのアプローチに耳を傾けなかったのは、エクシードとしての使命をハッピーが覚えていないためでした。

彼らの使命は「滅竜魔導士の抹殺」であり、その後「捕獲」に変更されましたが、ハッピーはそのことを忘れ、ナツと楽しく過ごしていたため、シャルルは嫉妬し、彼に対して厳しく当たっていたのです。

エドラスでは、エクスタリアでハッピーと行動を共にし、ハッピーがこれまで見せたことのない勇敢な姿を披露しました。

シャルルは、大切な仲間であるウェンディを結果的に裏切ってしまったことで自信を失っていましたが、ハッピーが守ってくれたことで立ち直ることができました。

最終的に、シャルルはハッピーを名前で呼ぶようになり、二人は仲間を救い出し、戦いにも勝利しました。

気持ちの変化

シャルルは当初、ハッピーを「オスネコ」と呼んで遠ざけていましたが、エドラスで共に行動するうちに次第に態度が軟化しました。

ナツを助けるために立ち向かうハッピーの姿に感化され、シャルルは「オスネコ」から「ハッピー」と呼ぶようになり、彼を頼りにするようになります。

エドラスでエクシードの使命を知らされ、シャルルは大きなショックを受け泣き崩れます

しかし、ハッピーが仲間を大切にし、誇りを持って立ち向かう姿を見て、シャルルは立ち直ることができました。

ハッピーの存在がなければ、シャルルは運命に打ちひしがれたままであったでしょう。

逃走中、シャルルとハッピーは民家にかくまわれますが、その家はハッピーの両親のものでした。

追っ手から逃れたものの、エクシードの使命を理解したシャルルは絶望していました。

しかし、ハッピーの母親の言葉に励まされ、シャルルは再び立ち向かう勇気を得て、ウェンディたちの救出へと向かいました。

エドラスで共に行動し、フェアリーテイルの仲間を大切に思うハッピーの勇敢な姿に感化されたシャルルは、心を開き「ハッピー」と呼び、彼を頼るようになります。

まとめ

  • 天空の滅竜魔導士ウェンディ・マーベルの相方
  • 「化猫の宿」所属後、ウェンディと共に「妖精の尻尾」に加入
  • 並行世界エドラスに住む亜人族「エクシード」で、予知能力を持つ
  • ウェンディの前に落ちてきた卵から孵化
  • 初登場時や「妖精の尻尾」加入後は周囲と距離を置いていた
  • ハッピーや他の男性メンバーを「オス共」と呼び蔑む態度
  • 人間の姿に変身できる能力と予知能力を持つ
  • 初めは高圧的な態度を取るが、次第に態度が軟化
  • ハッピーを名前で呼ぶようになり、頼るようになる



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