よふかしのうたで、探偵をしている鶯餡子という女性キャラが登場します。
アンコは、コウの前に突然現れて自由気ままな行動から、彼を翻弄するキャラとして有名です!
ただ探偵とは言っても、浮気調査などの普通の探偵がおこなう業務だけではなくとある仕事・・・・・も行なっています。
それは、吸血鬼殺しです!
さらには、実はこの名前は偽名という話もあります。
では、このアンコとは一体何者なのか?
今回は、よふかしのうたに登場する探偵についてお話します
それでは、いってみましょう!
ようふかしのうた探偵の正体とは
冒頭では、探偵について触れました。
アンコは20代後半の独身で、いつもボサボサな髪の毛をしている女性です。
丸メガネにタバコを咥えながら、変わった服装をしています。
🤍原作紹介🤍
コトヤマ(@cot_510)先生が描く
『#よふかしのうた』のイラストをご紹介💕ナズナと目代キョウコとの間に何があったのか…。第9巻の表紙は探偵・アンコと…。
試し読み公開中🫐https://t.co/2voglpbrSa pic.twitter.com/jpXXdw78bW
— 『よふかしのうた』TVアニメ公式 (@yofukashi_pr) December 14, 2021
ぱっと見だらしない女性ですが、知的で運動神経が良いキャラです。
一見、謎が多いですが作中ではかなり重要人物です。
では、ここからはそんな探偵の正体についてご紹介します
鶯餡子(うぐいすあんこ)
「よふかしのうた」の登場人物は名前が特徴的なので分かりにくいのですが、鶯餡子というのは探偵業をやる上での偽名です。
見た目はメガネをかけて、古着のトレンチコートといったスタイルで、疲れている表情が多いです。
探偵という過酷な労働に疲れているんですね。
彼女の登場から、物語が一気にシリアスな展開に向かっていきます。
初登場時も、行方不明という扱いになっていた人物の調査中でした。
目代キョウコ
さて、タイトルにも書きましたが、探偵の名前・鶯餡子は偽名です。
本名は目代キョウコです。
偽名の理由は、探偵という仕事をするためです。
実は名前をよく見ると関連性があります。
まずは名字に注目してみます。
鶯と目代のよみがなを見ると、「うぐいす」「めじろ」とどちらも鳥の名前です。
今度は名前に注目してみてください。
キョウコは「杏子」と当て字をすると、「アンコ」とも読めて「餡子」とさらに漢字を当てて「鶯餡子」と名乗っていると思われます。
どんな意味があってこの名前にしているのか、作中では明らかになっていません。
職業が探偵だからこそ、謎解きのような名付けになっているのかもしれませんね。
ナズナの先輩
作中では、探偵の過去について触れられています。
吸血鬼の平田ニコが教えている学校には昔、目代キョウコという女子高生がいました。
さらに、そこの定時制に学校にナズナが通うことになります。
目代が下校するまで、ナズナが登校する時のタイミングでたまたま図書室で2人は出会いました。
おとなしい2人は似ているところもあり、意気投合します。
ナズナも目代のことを先輩と呼び、仲良くしていました。
そして、先輩であり親友となった目代に対して、ナズナは自ら吸血鬼であることを告げ眷属についても話します。
目代も驚くことなく、知的好奇心からその方法を聞くなど自然な会話をしていました。
「人間として生きていても面白いことはない」と目代も考えていたため、吸血鬼になろうと考えます。
ナズナの初の眷属候補として、互いに信頼を預けあっていた友達こそが目代だったのです。
しかし、この後、目代キョウコには悲劇が起き、二人は友人のままではいられない状況になっていくのでした。
吸血鬼を殺す目的
次に、よふかしのうたに出てくる探偵の目的について解説していきます。
目的1:吸血鬼を全滅させること
探偵・鶯餡子(目代キョウコ)の目的1つ目は吸血鬼を全滅させることです。
主人公・コウが吸血鬼になることも賛成しません。
コウは吸血鬼になりたいと願いますが、鶯餡子は「その夢を叶えさせるつもりはない」と協力しないと断言します。
吸血鬼に対する嫌悪感が高く、人間にとって悪であるとしています。
吸血鬼の生態について研究を重ねてきました
そのうえで、探偵として、吸血鬼が絡んでいる案件を追っているようです。
そして、多くの吸血鬼の中でも星見キクに対しては深い恨みを持ち、自分の手で殺そうとします。
吸血鬼を殺害する手段も知っていて、母校の元教師の吸血鬼を消滅させています。
目的2:静かな夜を作ること
目代キョウコが大人になり探偵として、通常業務をこなしつつ吸血鬼についても調べ出したのです。
目代が出した結論は吸血鬼のいない静かな夜を作ることでした。
ただ、これは直接的に吸血鬼を抹殺するということではありません。
さすがに人間がどうこうできる相手ではないですからね。
SNSやリアルを通じて、目代が声高らかに吸血鬼の存在を宣言しても頭のおかしい人として扱われるだけです。
なので、吸血鬼にちょっかいをかけて挑発し、怒ったところで自分を殺してもらおうとしていました。
そうすれば、それを見ていた人間が吸血鬼の存在を知り、夜誰も出歩くことはなくなるからです。
「人間が外に出ない=吸血鬼も血を吸えない=10年ルールで吸血鬼は死に至る」という考えでした。
だから目代は、人が多くいるハロウィンの夜に作戦を決行したのです。
しかし、10年間も人間が夜の街に繰り出さないという保証はどこにもなく、一時的なものでしかないと目代も分かっていました。
少しの間だけでも、吸血鬼のいない静かな夜を作りたくて、18~28歳という10年もの大切な期間を無駄にしてきたのです。
目代キョウコの過去
上述の通り、目代キョウコは吸血鬼のことを、吸血鬼を人間にとって悪であると考えており、究極に嫌っています。
しかし、なぜここまで嫌っているのか。
それには目代キョウコの壮絶な過去が関係しています。
両親は吸血鬼に殺される
端的に言うと、探偵さんの家族は、過去に吸血鬼に殺されました。
ナズナに吸血鬼にしてもらう約束をした夜に、予想外の出来事が起きます。
10年前、目代キョウコは孤独な高校生でした。
元々父親は仕事人間で、他に女を作って浮気をしていました。
逆に母親はそんな夫に愛想を尽かし、娘・キョウコに対しても無関心でした。
目代はこの家族バラバラの生活が嫌すぎて、ナズナに助けを求めて吸血鬼になろうと決意していたのです。
そんな夜に両親が改心をして家族3人でこれからまた仲良くやっていこうと持ちかけられます。
しかし、父親が不倫していた相手は吸血鬼で、父親は眷属にされていたのです。
そして父親が母親を吸血し、殺してしまいました。
さらに父親はキョウコに襲い掛かろうとしましたが、キョウコは吸血鬼の弱点に気付き、そしてキョウコは自分を守るために父親を殺してしまいました。
奇しくも、この悲劇はキョウコの誕生日当日に起きてしまったことでした。
この出来事で吸血鬼嫌いになった目代は、急激に恨むようになります。
もちろん、ナズナに吸血鬼にしてもらうという約束は白紙となりました。
まとめ
いかがだったでしょうか
よふかしのうたに登場上する探偵:鶯餡子、本名:目代キョウコの正体や過去・吸血鬼を殺す目的について解説してきました。
単行本最新刊で新たに判明した状況もありますので、今一番気になるキャラクターの1人ではないでしょうか。
吸血鬼という存在にテーマをシフトさせてくれたキャラクターだからこそ、今後の動向が気になりますね!
アニメではどこまでの内容が描かれるかまだ不明ですが、彼女がアニメでどんなふうに描かれるのか、楽しみに待ちましょう!
最後までに読んで頂き、ありがとうございます
コメント