よふかしのうた登場キャラの紹介と名前の由来とは?モチーフになった花の花言葉についても

よふかしのうた

よふかしのうたには、魅力のあるキャラクターたちが登場します。

メインヒロインの七草ナズナを含め、7人の吸血鬼がいます

変わった名前の面々ですが、それぞれ性格なども違うなど作品を盛り上げてくれます。

よふかしのうたの面白さを倍増させてくれる重要な吸血鬼たちと言っても過言ではありません。

一体、この7人はどのようなキャラなのでしょうか?

さらに、名前を見るとお分かりの通り、何かに似ていますよね?

そう【春の七草】と呼ばれる7種類の植物の名に似ています。

今回はよふかしのうたの登場キャラの紹介とその名前の由来やモチーフになった花言葉についても紹介していきます。

それではいってみましょう!

よふかしのうた登場キャラの紹介と名前の由来

よふかしのうたで登場している登場人物(キャラクター)について解説していきます。

冒頭でも話しましたが、よふかしのうたの登場人物(キャラクター)の名前の由来は七草になっていることにお気づきいただけましたか?

七草といっても、すぐに名前が思いつかない方のために七草の名前を解説していきます。

桔梗セリ

名前の由来は秋の七草「桔梗」と春の七草の「芹」からきてます。

女子高生っぽい恰好でナンパ待ちをしている吸血鬼。

そのせいかナズナに「クソビッチ」呼ばわりされたこともあります。

ナズナと異なり「吸血鬼らしい吸血鬼」であり、その気になれば人を殺すことも躊躇わない……そうだが、無暗な殺生は避けているみたいです。

ナズナとは顔を見られただけで飛び膝蹴りをかまされるほど仲が良い。

喧嘩こそ絶えないが、何だかんだでナズナに眷属が出来そうになるとそれを祝福していたりします。

ちなみに殴り合いの喧嘩は互角か負けているようです。

コウのことは最初は危険因子として排除しようとしていたが、事情が分かってからは気前の良い友人のように接している。

自称「恋愛マスター」。愛称は「セリちん」(自称)。

七草ナズナ

名前の由来は春の七草の「薺」からきています。セリと一緒のわかりますですね

ナズナは恋愛においては一生赤点ではないかと仲間からも呆れられる存在となっています。

下ネタは好きであるものの、恋愛においてはかなり奥手です。

ビールが好きで自由奔放に生きている七草ナズナは、自由人となっているものの意外と純粋な心を持っている吸血鬼となっています。

そのため、下ネタが大好きであるものの、いざ恋愛の話しになるとテレまくってしまうという不思議な性格をしています。

吸血鬼になりたいと願う夜守コウと出会ったことで、彼の願いを叶えるべくさまざまなことに付き合ってあげるようになります。

意外と面倒見が良い七草ナズナは、女性が苦手で不登校になってしまった夜守コウの血のとりこになってしまっているため、何かと協力するようになりました。

星見キク

名前の由来は春の七草の「御形ごぎょうからきています。

御形は別名:母子草ハハコグサと呼ばれており、ハハコグサはキク科の植物になります。

また、名字の星見は、七草の御形と同じ読みをする五行ごぎょうの思想シンボルの五芒星ごぼうせいから来ているようです。

キクは、コウの友人・マヒルを眷属にしようと近づいていました。

あえて、一歩引いてみたりして相手の気持ちを揺さぶるなど、駆け引きが上手い吸血鬼です。

キクは、見た目の可愛さだけでなく相手を翻弄する小悪魔的な性格です。

惚れさせることを至福の喜びとして、人の心をもてあそびます。

性格はナズナと同じく下ネタは好きであるものの、恋バナを苦手です。

小繁縷ミドリ

小繁縷こはこべミドリの名前の由来は、春の七草「繁縷はこべらからきています。

はこべらは「コハコベ」と「ミドリハコベ」の2種類があります。

小繁縷ミドリの名前は「コハコベ」と「ミドリハコベ」と2つの組み合わせからきています。

明るく気前が良い雰囲気の吸血鬼です。

メイド喫茶「ゔぁんぷ」で働いていてメイドの中でも人気ナンバー1で、萌えキャラとして人気があります。

相手の落とし方として「あり?なし?」質問で攻める作戦を得意としているが、コウにはあっさり「なし」と答えられてしまい、以降それを気にしている。

ちなみに童貞をこじらせた子が好み。

モテないアルバイトを募集しており、最も都合の良い相手としてナズナにアルバイトを持ちかけている。

平田ニコ

平田ニコの名前の由来は、春の七草「ほとけのざ」からきています。

「ほとけのざ」は、現代名・漢字では「小鬼田平子コオニタビラコ」となっています。

平田ニコは恋愛の達人で、すべてを恋で満たされたいという人物です。

とにかく恋愛に命をかけている平田ニコですが、モテる要素も満載です。

OLのような恰好をした、姉御肌でメンバーのリーダー格っぽい雰囲気の吸血鬼です。

気性が荒そうに見えるが本作の吸血鬼らしく趣味は「恋バナ」で、ナズナの恋路を応援しています。

相手の落とし方として「気が合いそう」発言作戦を得意とする。

教師をやっており、わけあって普通の通学が出来ない子供たちのために夜間に登校できる学校で生徒たちを指導しています。

本田カブラ

本田カブラの名前の由来は春の七草「すずな ⇒ カブ = カブラ)」からきています。

ミステリアスな雰囲気を持つ、大人の女性風の吸血鬼になります。

ツリ目でどこか人を誘惑していそうな笑みを浮かべていることが多い。

「予定が合わない時」作戦で相手の獲物を奪う蠱惑的なところがある。

真面目担当のようだが、ツッコミどころのある展開で冷や汗をかいたり目が点になるところは他の吸血鬼と同じだったりする。

「小森第三病院」にて看護婦として働いている。何かとナズナに特別な感情を抱いているせいか、当の本人からは避けられている。

蘿蔔ハツカ

蘿蔔ハツカの名前の由来は春の七草「蘿蔔すずしろ = ハツカダイコン)」からきています。

冷静そうな雰囲気の吸血鬼です。

パッと見女の子っぽいが実際は女装男子でメンバー唯一の男性なのです。

自称「一番常識的な吸血鬼」だが、よく分からないことに自宅ではさながら女王様プレイをしている。男性ですが・・・

一方で男子としての心は捨てていない模様。

普段はあまり表情が無いように見えて実は感情豊かで意外とテンションが高かったりします。

メンバーで唯一祭りに参加していない辺り、イベント系はあまり好みではないのかもしれない。

警察に追われているコウを助けて以来、同性の吸血鬼と言うこともあってか以降はコウの話し相手になっている。

モチーフになった花の花言葉

ここからは、各登場人物のモデルとなった花の紹介と花言葉について紹介していきます。

セリ

セリの花言葉は「清廉で高潔」「貧しくても高潔」です。

セリは湿地の周囲に群生している様子が競り合っているように見えるため、「競り合う」が語源となり、「セリ」という和名が付けられたといわれています。

セリは白く可憐な花をどこにでも咲かせることから花言葉がつけられました。

春の七草の一つとして知られている植物ですね。

ナズナ(ペンペン草)

ナズナの花言葉は「あなたに全てをお任せします」「あなたに私の全てを捧げます」です。

ナズナは実の形から西洋で「羊飼いの財布」と呼ばれていて、財布を預けるという意味から「あなたに全てをお任せします」などがつけられたと言われています。

御形(ハハコグサ)

ハハコグサの花言葉には「いつも想っています」「忘れない」「無償の愛」などがあります。

ハハコグサは漢字で「母子草」と書き、母親が我が子に無償の愛で尽くす姿や子を想う強い気持ちがハハコグサの花言葉の由来とされています。

道端に生える野草にも素敵な花言葉がついていると知ると、ハハコグサへの印象も少し変わってくるのではないでしょうか。

こはこべ

コハコベの花言葉は無いようですが、ハコベの花言葉は「ランデブー」「愛らしい」です。

花言葉の「ランデブー」は、フランス語由来の言葉で「待ち合わせ、集合する」といった意味があります。

この花言葉は、ヒヨコが餌にするハコベに集まることに由来するそうです。

単にハコベというときは、ハコベ属の1種であるコハコベのことを指す場合が多い

ほとけのざ

ホトケノザ(仏の座)の花言葉は「調和」「輝く心」です。

ホトケノザは、その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。

また、葉が段状に付くところから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイクサ」という別名を持っています。

道端や田んぼの畦道、コンクリートの隙間など「こんなところにも?」って言いたくなるくらい、いろんなところに生えているホトケノザ。

畑の付近や土が肥沃な場所では、ホトケノザが群生している様子をよく見かけます。

子供の頃にホトケノザの蜜を吸って遊んだ記憶のある方も多いでしょう。

すずな

すずなは野菜ですが、その花には花言葉があります。

すずなは菜の花にとても似ている黄色い小さい花をたくさん咲かせます。

すずなの花言葉は「慈愛」「晴れ晴れと」です。

この花言葉の「晴れ晴れと」は、青い空に鮮やかな黄色の花を咲かせるすずなにはピッタリです。

また「慈愛」という花言葉は、すずなにはからだに優しい栄養素が豊富な特徴から由来します。

すずしろ

すずしろの花言葉は「潔白」「適応力」です。

潔白は大きな根、花の白さのイメージから来ています。

適応力は様々な料理にも使える上に過酷な土壌環境でも育つことから来ています。

大根は様々な料理にも合いますし北国では冬の間の貴重な保存食としても重宝されますからまさに花言葉の通りですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

よふかしのうたに登場する吸血鬼の名前の由来とモチーフになった花の花言葉をまとめてみました

最後に表でまとめておわりにしたいとおもいます。

呼び名 現代名 花言葉
せり セリ 芹 清廉で高潔 貧しくても高潔
なずな ナズナ 薺 あなたに私の全てを捧げます>
ごぎょう ハハコグサ 母子草 いつも想っています 無償の愛
はこべら ハコベ 繁縷 ランデブー 愛らしい
ほとこのざ コオニタビラコ 小鬼田平子 調和 輝く心
すずな カブ 蕪 慈愛 晴れ晴れと
すずしろ ダイコン 大根 潔白 適応力

最後までに読んで頂き、ありがとうございます。

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