細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」の主人公：内藤鈴がインターネット上の仮想世界＜U＞で歌姫ベルとなり、世界的有名になっていきます。
ベルの歌声は、「自分のために歌ってくれてるみたいにに感じる」というくらい、人を惹き付ける歌声です。
しかし、現実世界では歌うことが出来ません。
その理由は、幼いとき母親が亡くなってことと関係しています。
この記事では、＜U＞の世界ではなぜ歌えるのと現実世界では歌えない理由について紹介していきます。
それでは、いってみましょう！
竜とそばかすの姫鈴がUの世界で歌えるのはなぜ？
ここでは、仮想世界＜U＞ではなぜ鈴が歌えたのかについて紹介していきます。
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なぜ歌えたのかについてですが、その秘密はボディシェアリングをしているからです。
このボディシェアリングをしただけで、なぜ歌えるようになるのか解説していきます。
ボディシェアリング
竜とそばかすの姫の主人公：鈴は現実世界では歌うことができずにいました。
カラオケボックスでクラスメイトとに歌を勧められて、逃げ出していました。
その後ひとり蓮の上で歌っていましたが、音程は不安定で息もするのも苦しそうでした。
さらには嘔吐までするほど、歌うことができません。
しかし、インターネット上の仮想政界＜U＞でベルになると、なぜか歌えるようになります。
なぜ、ベルになると歌えるのでしょうか？
その理由はボディシェアリングをしているかになります。
ボディシェアリングとは、その人の隠された潜在能力を＜As＞（ベル）では使うことが出来るようになります。
すずはもともと母親と一緒に歌を歌っていて、その歌声も綺麗でした。
ポテンシャルも非常に高い少女だったこともあり、＜U＞世界では歌姫のベルとして君臨するのです。
Uの売り文句は「Uならやり直せる。さあもう一人のあなたを生きよう。さあ新しい人生を始めよう」です。
自分でも気づかない能力を引きだしてくれるなら、＜U＞の世界で違う人生を生きられるそうですね。
最後はベルではなく鈴が歌う
最終的にはベルとしてではなく、鈴自身が歌えるようになります。
竜とオリジンの恵と弟の知は、父親から虐待を受けていて、鈴はなんとか2人を助けようとします。
恵はこれまでに多くの大人たちから助けると言われて見捨てられきたため、かなりの人間不信になってしまいました。
そこで鈴は、ベルではなく本当の自分を恵に見せ、真剣に向き合うことを歌を通して伝えようとします
鈴は＜U＞の世界で自らあえてアンベイルされ、ベルではなく鈴として歌声を響かせました。
その歌声はベルの時と寸分も変わらず全世界の＜As＞を魅了していきました。
最終的に鈴は恵とコンタクトを取ることが出来、高知から東京までいき２人を父親から助け出すのでした。
現実世界で歌えない理由
ここからは、仮想世界＜U＞歌えるのに現実世界で歌えない理由について
鈴がなぜ歌えないかといいますと、母親の死が原因になっています。
母親の死がどういった影響で歌が歌えなくなったのか解説していきます。
母親の死
鈴が歌えなくなったのは、母の死がきっかけで歌えなくなってしまいます。
劇中では、幼い鈴と母親の思い出がいくつか描かれていました。
鈴は、母親のスマホの鍵盤アプリを使って、一緒に音楽を楽しんでいました。
鈴の母親は大の音楽好きであり、部屋の棚には古いカセットテープやレコードがぎっしりと詰まっていて、部屋には大きなスピーカーもおいてありました。
ジャズやクラシックの歴史にあるコレクションを揃えているだけでなく、自ら聖歌隊に所属して歌を歌っていたのです。
そんな音楽をこよなく愛している母親から、鈴は歌や歌ことのたのしさを教わりました。
そのため、鈴の中では歌と母親は心理的につながったているのでしょう。
母親はいつ亡くなったのか
鈴がまだ小学校低学年のとき、母親を鈴が川で遊んでいるとき大雨が降ってきました。
大雨だけなら良かったのですが、川を見ると見知らぬ４・５歳くらいの少女がひとりで中洲に取りに越されていました。
鈴の母親は少女を助けるために川に飛び込みます。
鈴は「行かないで」とすがりましたが、自分の子そっちのけでした。
無事に少女はを助けることに成功しますが、母親は川の勢いにのまれてしまい亡くなってしまいました。
鈴も他の大人たちと川の付近にいるため、少女が助かり母親が亡くなったことは当然認識しています。
目の前で母親が亡くなったことがトラウマになり、母が大好きだった歌を歌う事ができなくなっていました。
歌おうとすると、母親のことを思い出してしまうからかもしれません。
心理的にストップがかかって歌えないのではないかと思います。
心因性発声障害とか、ジストニアの一種であるけいれん性発声障害とかを患っている可能性がありそうですね。
そんな障害ですらも＜U＞の世界では、本人の能力を引き出せるわけなので、かなりパワフルですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
竜とそばかすの姫に主人公：内藤鈴が＜U＞の世界で歌えるのと現実世界では歌えなことについてまとめてきました。
幼い頃、歌を歌う楽しさを母親から教えてもらい歌を好きになっていきます。
しかし、４・５歳のこと川に取り残された子供を助けるために、川に飛び込み亡くなってしまいます。
そこから、鈴は心に傷をおい歌うことが出来なくなってしまいました。
歌うことによって母親との思い出してしまうからかもしれません。
そして、高校生になったとき友達から仮想世界＜U＞について教えてもらいます。
＜U＞の世界では、ボディシェアリングというその人の隠されて潜在能力を引き出す効果があります。
その効果で鈴はベルとして歌うことが出来るようになりたちまし＜U＞の歌姫となります。
最後は恵や知を助けたいという強い気持ちが、ベルではなく鈴そして歌うことが出来るようになり、母親がなくなったときのトラウマを克服することができました。
最後までに読んで頂き、ありがとうございます。
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