青のエクソシスト霧隠シュラの正体とは？過去や八郎との関係についても

青のエクソシスト
2023.12.22

「青のエクソシスト」の霧隠シュラ、彼女の正体は何なのでしょうか？

この記事では、霧隠シュラという謎多きキャラクターの背景に迫ります。

実年齢や獅郎との関係、山田としての彼女の役割、さらに彼女の過去と八郎との複雑な関係性について詳しく解説します。

読むことで、霧隠シュラのキャラクターに対する理解を深め、青のエクソシストの世界観をより豊かに感じることができます。




青のエクソシスト霧隠シュラの正体とは？

青のエクソシスト」の中心人物の一人、霧隠シュラ。

彼女のプロフィールから秘められた真実に迫ります。

27歳という実年齢や、獅郎の弟子としての彼女の役割、山田としての隠された身分、そして彼女の特徴的なタトゥーについて詳しく掘り下げていきます。

霧隠シュラの多面的なキャラクターを深く理解するための鍵が、ここにあります。

プロフィール

年齢 18歳(本当は27歳)
肩書 正十字騎士團 上一級祓魔師／祓魔塾 魔法円・印章術、剣術1年生担当講師
取得称号 騎士、手騎士、医工騎士、詠唱騎士
誕生日 8月8日
血液型 O型
身長 169cm
体重 ナイショだコラ
趣味・特技 足ツボマッサージ、岩盤浴通い、動物に嫌われる
好きな食べ物 酒全般、ユッケ、居酒屋メニュー全般
好きな言葉 酒は百薬の長
今一番欲しいもの ベスパ
コンビニでよく買うもの ビール、チューハイ、さきいか、たらチー、柿の種、アンハッピーターン
夜眠れない時にすること とっておきの焼酎を開ける。

実年齢：２７歳

霧隠シュラは、物語の中で初めて読者に紹介された際、自分を18歳と主張しますが、その実態は27歳という意外な事実が隠されています。

彼女の実年齢が話題に上ると、巧みに話を逸らすか、時には軽い蹴りでその場を収めるなど、年齢に関する真実を守るための策を講じます。

霧隠シュラは、物語の主人公・燐の指導者としての役割を担いながら、その姉御肌で力強い性格が多くの女性ファンを魅了しています。

彼女の年齢に関するふるまいは、一見すると明らかに18歳ではないことが判明しても、彼女の自信と固い意志を感じさせます。

霧隠シュラが18歳であるという主張は、彼女の強いキャラクターを際立たせる重要な要素であり、その宣言は彼女の個性をより際立たせる効果を持っています。

そのため、彼女の年齢に関する小さな「白い嘘」は、ファンにとって愛すべき一面となっており、彼女の物語における存在感を一層高めているのです。

獅郎の弟子

霧隠シュラの過去と彼女が獅郎と結びついた経緯には、まだ多くの謎が残されています。

幼い頃に母親を失った霧隠シュラは、運命的な出会いにより獅郎という存在に触れます。

彼に対する強い憧れを抱き、心の奥底で彼との家庭を築くことを夢見ていたとされています。

霧隠シュラが獅郎から受けた剣術の指導は、彼女にとって単なる技術伝授以上のものであり、獅郎に対する尊敬と愛情が混ざり合った複雑な感情の表れだったことでしょう。

その後の霧隠シュラは、獅郎の元で暮らし始めますが、この共同生活は彼女にとって家族に近い安寧を与えたものです。

しかし、学校への入学をきっかけに、彼女は修道院での生活を余儀なくされます。

この変化は霧隠シュラに新たな環境への適応を強いると同時に、獅郎への未練を胸に秘めたまま、彼女自身の道を歩むことを促しました。

霧隠シュラが抱える未練や彼女の個性は、霧隠シュラというキャラクターを多層的に豊かにする要素です。

獅郎との関係は片思いに終わったものの、彼から学んだ教えや共に過ごした時間は、霧隠シュラがその後の人生で直面する試練を乗り越えるための精神的な支えとなりました。

このように、霧隠シュラの過去と彼女の成長は、物語全体を通じて読者にとって魅力的な探求ポイントとなっているのです。

山田に化けていた

正十字学園の祓魔塾には、山田という人物がおり、彼は常にフードを深くかぶり、静かに授業に参加しているだけで、ほとんど目立たない存在でした。

学園の生徒たちの間では、彼の存在についてあまり注目もされず、まるで背景に溶け込むモブキャラのように扱われていました。

実際、彼に関しては多くの推測が交わされていましたが、そのほとんどが彼を男性だと見なしていたのです。

しかし、ある日、遊園地での悪魔との戦闘が繰り広げられる中、山田の真のアイデンティティが明かされるという驚くべき展開がありました。

彼―実は彼女―は霧隠シュラという名の、バチカン帝国から派遣された上級監察官でした。

燐が悪魔アマイモンとの戦いで窮地に陥った時、霧隠シュラは自らの隠された能力を発揮し、彼を助けるために立ち上がりました。

これまでの控えめな振る舞いが、実は彼女の潜入任務の一環であったことが判明し、学園におけるサタンにまつわる謎を探る役割を担っていたのです。

この事実が発覚したことで、山田、あるいは霧隠シュラのキャラクターは、ただの脇役から一躍注目の存在へと変わりました。

彼女の真のアイデンティティの発覚は、物語に新たな次元を加え、読者や視聴者に予期せぬ驚きを提供しました。

また、霧隠シュラの勇敢な行動は彼女の人物像をより一層魅力的なものにし、彼女がこれからどのような役割を果たしていくのかに対する期待を高めたのです。

タトィーについて

霧隠シュラ、青の祓魔師シリーズのキャラクターは、胸とお腹に特徴的なタトゥーを持っています。

胸のタトゥーには「八俣遠呂」という文字が書かれており、その意味ははっきりしていませんが、「八つ姫を喰らう」「蛇を斬つ」というフレーズと関連があるかもしれないと推測されています。

この言葉は彼女が刀を抜く際に唱えるもので、霧隠流魔剣技という彼女の剣術スタイルと結びついているようです。

お腹のタトゥーは、文字ではなく魔術的な図案が描かれており、彼女が刀を収納する際に「彼処に下り彼の許に至る」という呪文を唱えます。

霧隠シュラは実戦を想定した服装をしており、ブラトップの上にコートを羽織ることで、刀を素早く取り出したりしまったりすることが容易になるよう工夫されています。

彼女のタトゥーは鮮やかな朱色で、呪文が記されたお札を連想させるデザインになっています。

この独特な装いは、霧隠シュラの祓魔師としての役割とアイデンティティを象徴していると言えるでしょう。




シュラの過去

霧隠シュラは、幼少期に母を失い、孤独な生活を送っていましたが、その中で藤本獅郎という人物に救われた過去があります。

彼女は獅郎に強く憧れを抱き、彼との子どもを持つことを密かに願い、彼の指導の下で剣術を磨きました。

彼女の生い立ちはアニメオリジナルのシーンで、ゲヘナ（虚無界）にいたことも示唆されており、彼女が忍者である風魔の末裔であり、八郎太郎大神と契約する家系の末裔であることが暗示されています。

青の祓魔師の物語の中で、霧隠シュラは正十字学園に”山田”という名で現れますが、目立たずに他の生徒とは距離を置いており、その正体が露わになるまではただのモブキャラと思われていました。

しかし、アイマモンが登場したことで彼女は正体を明かし、実はバチカンから派遣された監察官であることが判明します。

霧隠シュラは、幼少期に獅郎に助けられた後、彼と共に生活するようになりましたが、やがて修道院に預けられることになります。

この出来事によりシュラは自暴自棄になりますが、獅郎に「ただ生きていればいい」と諭され、彼女はその言葉を受け入れて立ち直ります。

彼女が八郎太郎大神から受けた呪いにより、30歳までしか生きられないという宿命を背負っていることが後に明かされ、そのために獅郎の子を持つことを望んでいたのですが、人間と悪魔の子どもを持つことは不可能であることが示されています（サタンは例外）。

霧隠シュラの複雑な過去と心の内は、彼女のキャラクターを深く理解する鍵であり、彼女が燐の師匠として、そして彼女自身の運命とどのように向き合っていくか、物語の興味深い部分となっています。

八郎との関係性

霧隠シュラの運命は、彼女の先祖である霧隠辰子の過去に大きく影響されています。

辰子はかつて伊賀の忍者であり、自身の力を示すため抜け忍となり、厳しい戦いを生き抜いて八郎太郎大神（ヒュドラ）と出会いました。

八郎には辰子に対する深い愛着があり、彼女の美しさに魅了された結果、辰子に永遠の若さを保つような形で子孫を残す呪いをかけました。

その呪いは、30歳になる前に子を成し、その後死亡するというものでした。

この契約の結果、霧隠家の女性は代々辰子に似た容姿を持ち、同じ運命をたどるようになります。

霧隠シュラは、この家系に受け継がれた呪いにより、30歳までしか生きられないという運命を背負い、強くなることと子を産むことに価値を見出せないように生きてきました。

彼女は自分の代でこの不幸な連鎖を終わらせることを望み、獅郎との子を持つという約束をしたにもかかわらず、獅郎が既に亡くなっているため、その約束は果たせない状況です。

それでも八郎は、シュラが子供を持つことを望んでおり、燐と雪男を巻き込んでその目的を達成しようとします。

青森への旅で、霧隠シュラは八郎との直接対決を迫られますが、この時、獅郎の教えや自身の意志に従い、命を落とす覚悟を見せます。

しかし、雪男はシュラの意志を尊重し、彼女の運命を共に担うことを申し出ます。

雪男は八郎の再生能力を受け継ぐことで、霧隠シュラに子供を産ませ、彼女の生きた証を残すことを約束します。

八郎は、辰子が老いるのを見たくないという自分の願いを明かし、雪男は老いたときに辰子の命を終わらせる決意を表明します。

この複雑で運命的な背景は、霧隠シュラのキャラクターに深みを与え、彼女が自分と先祖の運命に立ち向かう過程での精神的な成長を描いています。

まとめ

  • 霧隠シュラは物語で18歳と主張しているが、実際は27歳。
  • 幼少期に母を失った後、獅郎と出会い、彼に強い憧れを抱き、剣術を学ぶ。
  • 正十字学園の祓魔塾で山田として潜入、控えめな振る舞いは潜入任務の一環。
  • 胸とお腹に特徴的なタトゥーを持ち、剣術スタイルと関連。
  • 孤独な生活を送り、獅郎に助けられ、修道院に預けられた。
  • 30歳までの命という呪いを背負う。
  • 霧隠家にかけられた呪いにより、30歳までしか生きられない運命。
  • 獅郎との子を持つ約束は果たせず、雪男が運命を共に担うことを申し出る。



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