岩永琴子とは虚構推理シリーズに登場する主人公兼ヒロインキャラクターです。
元はとあるセレブのお嬢様であったが、11歳の時に地元の妖怪変化達に誘拐され、彼らのトラブルを相談・解決する『知恵の神』になる事を求められます。
これを承諾し知恵の神となり、妖怪変化達からは「おひいさま」「一つ目一本足のおひいさま」と呼ばれています。
また琴子が15歳の時に桜川九郎に一目惚れしますが、当時九郎はには弓原紗季という恋人がいました。
ある事件がきっかけで九郎は紗季と別れることになります。
それを知った琴子は九郎に猛アプローチを仕掛けますが、果たして九郎の恋人になれるのでしょうか?
今回の記事は岩永琴子に正体と桜川九郎との関係について紹介していきます。
それではいってみましょう~!!
虚構推理岩永琴子の正体とは?
まず初めに岩永琴子のがどんな人物なのか紹介していきます。
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プロフィール
琴子は由緒正しい岩永家の出身で、どこか名家のお嬢様という雰囲気を持っています。
ただ、身長が低く年齢に対して見た目も幼いため、よく中学生に間違われることがあり琴子も気にしているようです。
琴子の性格は極めて積極的でお転婆なくらいで、特に好意を抱いた男性には強引にアプローチします。
彼に好きな女性がいようものなら、その相手には敵対心むき出しで応じるほどです。
そんな琴子は頭の回転がとても速く、洞察力や観察力、論理的思考や表現力にすぐれた女性です。
虚構推理では通常のミステリーとは異なり、虚構の中で生まれた実在しない犯人を”虚構推理”で退治していきます。
そのためには、観察力・洞察力など探偵に求められる技能に加えて依頼者を納得させる論理的思考能力・表現力が要求されます。
その点、頭の回転が速く論的思考能力に長けた琴子は、うってつけの適任者と言えるでしょう。
知恵の神
琴子は11歳の時ある事件に巻き込まれました。
その事件がのちの琴子の運命を大きく変えることになります。
それは琴子が妖怪やあやかし、怪異の姿を見ることにも関係しています。
琴子が11歳の時に地元の妖怪や怪異達に誘拐され、彼らのトラブルを相談・解決する【知恵の神】になる事をお願いされます。
琴子はこれを了承し、彼らの知恵の神になります。
それ以来怪異たちは争いごとや問題が起きると、解決策を求めて琴子のもとに訪れるようになります。
一眼一足になった理由
琴子は、知恵の神になる代償として右目と左足を失います。
怪異たちから解放され公園のベンチで発見されたとき、琴子はすでに一眼一足の身になっていました。
それは片目と片足を奪うことで、琴子を神にするという妖怪たちの考えがあったようです。
一眼や一足の神は多くの言い伝えにあると言われています。
国の内外を問わず広く知られています。
例えば古事記には「クエビコ」という一足の神が登場します。
また作中に出てくる鍛冶神の特徴として1つ目とも書いてあります。
これは天目一箇神ではないかと思われます。
これらの言い伝えにあるように琴子は妖怪たちに右目と左足を奪われ、彼らの神となりました。
桜川九郎との関係についても
ここからは桜川九郎の関係について紹介してきます。
2人の出会い
琴子と九郎が出会ったのは、琴子15歳、そして九郎が20歳のときになります。
九郎の従姉が入院していた病院でのことでした。
そこで岩永琴子は穏やかでルックスの良い九郎に一目惚れをしてしまいます。
しかし、その時点では九郎にお似合いの恋人がいたため、岩永琴子じっとチャンスを伺うことにします。
それから2年が経過し、千載一遇のチャンスが琴子に訪れました。
なんと、九郎が付き合ってる恋人紗季と別れたという朗報が琴子の耳に入ってきたのです。
岩永琴子は傷心していた彼に話かけ告白をしますがあえなく撃沈します。
傷心につけこむつもりでしたが、彼はまだ次の恋人を作る気分にはなれなかったようです。
いったいどんな別れ方をしたのかと気になった琴子は、九郎に何が起きたのかを聞き出しました。
そして彼の口から語られたの内容は、恐ろしい「カッパ」と遭遇し、恐怖する恋人を置き去りにして1人だけ逃げ出したという荒唐無稽な話でした。
本当にそんな化け物が存在し、襲われたときに恋人を置き去りにしたら幻滅されてしまうでしょう。
しかし、琴子は九郎が話し終えるとこう切り出します。
河童の話は本当でしょうけど、九郎の話には作り話が混じっていると指摘しました。
2人は恋日同士なのか
それから2年と半年が経ったころ、岩永琴子は桜川九郎と同じ大学へ進学し、晴れて2人は恋人同士となりました。
2人の関係には以前までのよそよそしさはなく、穏やかで口数が多くはない桜川九郎も彼女にだけは素の感情を出すようになります。
しかし気持ちは琴子の一方的なもののようです。
琴子は九郎への愛を隠そうとはしませんし、積極的にスキンシップを取りたがります。
でも九郎は琴子を冷たくあしらうことが多いですし、琴子にスキを見せようとはしません。
元恋人紗季との会話の中で、現在付き合ってる彼女の琴子のことを「心底嫌だ」と語っています。
2人の関係はまだ友達以上恋人未満という微妙な関係なのかも知れませんね
紗季はライバル
九郎の元カノである弓原紗季は、彼らの大学のOGで2年半後には警察官として働いています。
九郎とは既に連絡すら取っていない状況でしたが、ひょんなことから鋼人七瀬という怪異事件を調査していた岩永琴子と遭遇します。
再び桜川九郎との再会を果たします。
自分から振ったとはいえ、紗季は九郎に対する未練をまだ持っているようでした。
琴子の方はと言うと、付き合ってる事になってはいるものの常に冷たく接する九郎に不安を覚えていました。
そんな琴子は紗季を見て焦りを募らせます。
紗季は自分から別れたとは言え、今だに九郎のことが完全に忘れられずにいます。
琴子は紗季に敵意を剥き出しにします。
そして紗季と九郎を会わせてはならないと強く思うのでした。
しかし、事件の調査には九郎の協力とサキの持つ警察の情報が必要です。
ジレンマに苦しむ琴子ですが、結局琴子は3人で協力して事件にあたることを選び、紗季と九郎は再会することになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
虚構推理岩永琴子の正体と桜川九郎との関係について紹介してきました。
- 琴子は由緒正しい岩永家の出身で、どこか名家のお嬢様
- 11歳の時に地元の妖怪や怪異達に誘拐され、彼らのトラブルを相談・解決する【知恵の神】になる事をお願いされ知恵の神なる
- 片目と片足を奪うことで、琴子を神にするという妖怪たちの考え一眼一足になった
- 琴子と九郎が出会ったのは、琴子15歳、そして九郎が20歳のとき
- 永琴子は桜川九郎と同じ大学へ進学し、晴れて2人は恋人同士なったが、気持ちは琴子の一方的なもの
- 九郎の元カノである弓原紗季はライバル
虚構推理は、実在しない犯人の起こした事件を”虚構推理”により立証するというお話の為、通常のミステリーの枠を超えた独特な作風になります。
妖怪は普通に出てくるし、推理も嘘を積み重ねていくという普通の推理とは逆転しています。
しかし、虚構推理がどういった作品なのかを知っていればハマること間違いなし!!ぜひアニメや漫画を見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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