サカモトデイズ南雲のかっこいい魅力や強さとは?全身にある謎のタトゥーについても

SAKAMOTO DAYS

漫画「サカモトデイズ」を読んでいて南雲というキャラクターに魅力を感じている読者の方へ。

「南雲の性格や強さがよく分からない」「謎が多すぎて本当の姿が掴めない」という声をよく耳にします。

この記事では、南雲の基本プロフィールから、変装の達人としての能力、ORDER内での立ち位置、さらにはJCC時代のエピソードまで、様々な角度から徹底的に解説していきます。

190cmの長身と中性的な容姿を持つイケメンでありながら、冷徹な殺し屋としての一面も併せ持つ南雲。

飄々(ひょうひょう)とした性格の裏に隠された策士としての顔、そして全身に刻まれた謎めいたタトゥーの数々。

この記事を読めば、謎多き人気キャラクター・南雲の真の魅力が見えてくるはずです。

南雲のプロフィール

伝説の殺し屋・坂本の同期生として登場する南雲は、殺し屋界最強の部隊ORDERに所属する実力者だ。

190cmの長身とミステリアスな雰囲気を持つイケメンで、作中屈指の人気を誇るキャラクターである。

基本情報とキャラクター設定

南雲は、殺し屋界の最高戦力「ORDER(オーダー)」に所属する実力者です。基本プロフィールは以下の通りです:

  • 生年月日:1993年7月9日
  • 年齢:27歳
  • 身長:190cm
  • 体重:78kg
  • 星座:蟹座

外見的特徴は、黒髪のショートヘアにぱっちりとした大きな瞳を持つイケメンです。

全身にタトゥーが施されており、中性的な容姿と硬派なタトゥーのギャップが魅力となっています。

性格面では、常に飄々として掴みどころのない態度を取ります。

相手を驚かせて楽しむようなイタズラっ子な一面がある一方で、命を奪う際は一切の躊躇いを見せない冷徹さを持ち合わせています。

謎に包まれた本名の真相

南雲の本名については、大きな謎が残されています。

「南雲」という名前さえも本名なのか、偽名なのかは明らかになっていません

名字以外の下の名前も明かされていない状態です。

一部のファンからは、IDの特徴から本名は「シュウイチ」など「イチ」で終わる名前ではないかという考察もありますが、あくまで推測の域を出ません。

殺し屋養成機関JCCの学生時代から「南雲」を名乗っていたことから、本名である可能性は高いとされています。

ORDERでの立ち位置

南雲はORDER内でも1、2を争う実力者として認識されています。

その実力は現在引退している主人公・坂本太郎と同等、もしくはそれ以上とされています。

特筆すべき能力として、変装の達人としての一面があります。

声、身長、体重、性別、骨格まで一瞬で変えることができ、他人を変装させることも可能です。

武器は「毎回同じ殺し方では飽きる」という理由から、6つの武器が収納された特殊な十徳ナイフを使用します。

時にはサイコロを振って武器を決めるなど、独特な戦闘スタイルを持っています。

現在は、反殺連組織のトップであるスラーの追跡を主な任務としています。

友人の死の真相を探るため、独自の調査も進めているとされ、組織の中でも謎めいた立ち位置を保っています。

かっこいい魅力や性格・特徴

常に笑顔を絶やさない天然キャラでありながら、相手の命を容赦なく奪う冷徹さを持ち合わせる—— それが南雲という男の本質です。

一見すると掴みどころのない性格は、実は緻密に計算された策士としての一面の表れかもしれません。

190cmの高身長と整った容姿で周囲を魅了する一方、仲間の死には誰よりも心を痛める繊細さも持ち合わせています。

JCC時代には152個ものバレンタインチョコを受け取るほどの人気者でしたが、その人気は現在も健在です。

この章では、相反する性質を併せ持つ南雲の魅力に迫っていきます。

イタズラ好きな天然キャラ

南雲の魅力は、常に笑顔を絶やさない明るい性格にあります。

相手をからかったり嘘をついたりするのは日常茶飯事で、ORDER内の仲間から坂本商店のメンバーまで、様々な人を振り回すイタズラっ子です。

ORDERのメンバーである豹が「うちのシマ荒らすやつぶち殺す」と啖呵を切った際には、「昨日観た映画で死んだヤンキーが言っていたセリフだ」と天然に指摘するなど、悪気のない発言で相手を煽る独特な立ち位置を確立しています。

冷徹な一面を持つ策士

普段の飄々とした態度とは裏腹に、南雲は登場キャラクターの中で最も優れた策士としても知られています。

元ORDER所属の四ツ村に取引を持ちかけて自分の手駒にしたり、殺連の会長を餌にしてスラーをおびき寄せたりと、巧妙な作戦を展開します。

戦闘においても「毎回同じ殺し方では飽きる」という理由から、サイコロを振って武器を決めるという遊び心のある殺戮者としての一面を見せます。

その姿は、相手に恐怖を与えることさえ楽しみに変える狂気的な性質を感じさせます。

仲間思いの意外な優しさ

掴み所のない性格の持ち主である南雲ですが、実は誰よりも仲間を想う心の持ち主です。

殺し屋の世界で生きていく以上、身内の死に敏感になるのは感情的すぎると理解しながらも、仲間の死を割り切れない一面を持っています。

「この世界は才能がない奴よりもいい奴から先に死んでいく」という言葉からも、仲間の死に対する彼の想いが垣間見えます。

坂本に対しても、時折現れては情報提供やアドバイスをするなど、独特な形で友情を示す姿が印象的です。

モテエピソードとイケメン設定

南雲の人気は作中でも健在で、JCC時代には驚異の152個ものバレンタインチョコを受け取っています。

この数は同じくモテキャラだった坂本の92個を大きく上回る数字でした。

190cmの高身長に整った容姿、サラサラの黒髪とパッチリした瞳という外見は、敵からも「イケメン」と評される程です。

毒殺科の生徒からのチョコは断ったという発言から、実際にはさらに多くのチョコを貰える可能性があったことも示唆されています。

驚異的な強さについて

南雲はORDER内で最強レベルの戦闘能力を誇る実力者です。

その特徴は、圧倒的な変装技術、独自の武器運用、高い基礎戦闘力の3つに集約されます。

変装の達人としての能力は敵のエスパーですら見破れないほどの完成度を誇り、6種の武器を収めた特殊な十徳ナイフを自在に操る戦闘スタイルは唯一無二です。

累計432人を殺害した死刑囚との戦いや、スラー一派の幹部との激闘など、数々の伝説的なバトルシーンを残しています。

南雲の戦闘能力の真価は、単なる強さだけでなく、戦闘を通じて垣間見える独特な人物像にあります。

この章では、南雲の戦闘能力の全貌に迫ります。

変装の達人としての実力

南雲は隠密の名家に生まれた変装の達人です。その技術は常軌を逸しており、声、身長、体重、性別、骨格を一瞬で変えることができます。

エスパー能力を持つシンですら見破れないほどの完璧な変装技術を持っています。

特筆すべきは、南雲は自分だけでなく他者も変装させることができる点です。

坂本商店での店番を任された際には、坂本の妻・葵に完璧に変装し、来客対応をこなしました。

逆に、太った坂本を細身の葵に変装させることにも成功しています。

ただし、他者を変装させる場合は24時間という時間制限があります。

独特な戦闘スタイルと武器

南雲の主武器は、6つの武器が収納された特殊な十徳ナイフです。

この武器を選んだ理由は「毎回同じ殺し方では飽きる」という独特なものです。

判明している武器は3番の宴会用缶切りのみですが、武器は変形・合体・分解が可能で、戦闘状況に応じて双剣、大鎌、斧などに形状を変化させることができます。

戦闘スタイルにも遊び心が見られ、サイコロを振って使用する武器を決定することがあります。

このような予測不可能な戦い方は、相手に大きな精神的プレッシャーを与えます。

ORDERトップクラスの実力者

南雲はORDER内で1、2を争う実力者として認められています。

スラー一派が作成した殺しのリストでは、南雲がSランク、坂本がBランクと評価されており、現役の殺し屋としては最高レベルの実力を持っています。

基礎戦闘能力も非常に高く、筋骨隆々の大男を片腕で持ち上げるパワーと、相手を翻弄する俊敏性を兼ね備えています。

遠距離戦にも長けており、JCCの射撃演習では歴代4位となる84点を記録しています。

印象的なバトルシーン

南雲の戦闘シーンで特に印象的なのが、累計432人を殺害した死刑囚・ミニマリストとの戦いです。

死刑囚の中でもトップクラスの実力を持つミニマリストに対し、圧倒的な実力差で勝利を収めました。

サイコロを振って死に方を決めるという余裕さえ見せた戦いでした。

世紀の殺し屋展編でのスラー一派の幹部・楽との激闘も見どころです。

普段は余裕の表情を崩さない南雲が、無表情で本気の戦いに挑む姿は異色です。

「殺しに必要なのは”嘘”でしょ」という南雲の言葉どおり、嘘を武器にした独特の戦闘を展開し、読者を魅了しました。

こういった戦闘シーンを通じて、南雲の戦闘能力の高さだけでなく、キャラクターとしての魅力も存分に発揮されています。

南雲の謎のタトゥーと伏線

南雲という男の真の目的は、未だ誰も知らない—— それは彼の全身を覆うタトゥーと同じように、複雑な謎として物語に刻まれています。

JCC時代の同期生である赤尾リオンの死の真相を追う彼は、元ORDER所属の四ツ村との密約を結び、独自の調査を進めています。

ORDER内では実力者として認められながらも、その行動の真意は組織からも捉えきれない存在です。

本名すら明かされていない南雲の謎は、物語の重要な伏線として張り巡らされています。

この章では、南雲を取り巻く様々な謎に迫っていきます。

全身のタトゥーに秘められた意味

南雲の体には数字、記号、図形、絵画、名言など、多様なタトゥーが施されています。

首には黄金螺旋、両手には2、Φ、1、%といった数字や記号、長方形の図形が刻まれています。

右腕には無限多重根号や複数の長方形、幾何学模様、チェーホフの名言が。

左腕にはPHOTOGRAPH(写真)、HOUSE(家)、CAR(車)、FRIEND(友)、FOE(敵)といった単語、ミケランジェロの「アダムの創造」に似た絵が描かれています。

胸部にはアルブレヒト・デューラーの「祈る手」に似た絵、腹部にはショーペンハウアーの名言、右足には謎の模様とツバメらしき鳥、不可能図形、左足には蛇のタトゥーがあります。

これらのタトゥーの意味や関連性については、物語の進展とともに明らかになることが期待されています。

赤尾の死に関する真相

JCC時代の同期生である赤尾リオンの死は、南雲にとって重要な転換点となっています。

赤尾は南雲、坂本と並び称された実力者でしたが、同期生の有月憬(スラー)の手により命を落としました。

赤尾の死の真相を探るため、南雲は独自の調査を進めています。

特に有月が現在、殺連の崩壊を目的とする組織のボスとして活動していることから、赤尾の死と殺連に関わる重大な秘密の存在が示唆されています。

四ツ村との取引の真意

元ORDER所属の四ツ村は、南雲たちへの襲撃後に瀕死の状態で川に流されました。

この四ツ村を南雲は救出し、「友人の死を内部から探ってほしい」という取引を持ちかけます

四ツ村は「動ける死体」として社会の裏で暗躍することになりますが、この取引の真の目的はまだ明らかになっていません。

南雲は四ツ村を通じて、赤尾の死の真相に迫ろうとしているとされています。

ORDER内での立場

南雲はORDER内で実力は認められながらも、その行動の真意は謎に包まれた存在です。

表向きはORDERの任務に従事していますが、独自の調査や四ツ村との取引など、組織の指示とは異なる独自の動きを見せています。

特に赤尾の死の真相究明に関しては、殺連側にも重大な秘密が隠されている可能性を考慮し、場合によっては殺連との対立も辞さない覚悟を持っているとされています。

このように南雲は、ORDER内で高い実力を持ちながら、独自の目的のために行動する謎めいた存在として描かれています。

JCC時代のエピソード

「なんか楽しそう」—— その一言で南雲は人生を大きく変えることを選びました。

殺し屋養成機関JCCで隠密の名家の跡取りとして順調な道を歩んでいた彼は、坂本と赤尾との出会いをきっかけに、突如として暗殺科への転科を決意します。

以降、三人は「問題児トリオ」として学内に悪名を轟かせることになりますが、その実力は歴代記録に名を残すほどのものでした。

南雲の現在の強さと謎めいた性格の源流は、このJCC時代に見ることができます。

この章では、伝説の殺し屋となる前の、学生時代の南雲に迫ります。

坂本との出会い

南雲と坂本の出会いは、国内最高峰の殺し屋養成機関「JAPAN CLEAR CREATION(JCC)」での学生時代にさかのぼります。

JCCは全寮制の4年制で、約1000人弱の生徒が在籍する特殊な教育機関です。

南雲は当初、諜報活動科に所属していましたが、坂本と赤尾の姿を見かけたことをきっかけに暗殺科へ転科します。

この出会いが、後の伝説の殺し屋たちを生み出す重要な転機となりました。

問題児トリオとしての活躍

暗殺科に転科した南雲は、坂本・赤尾とともに「問題児3人組」として学内で悪名を轟かせます。

三人の主な問題行動は以下の通りです:

  • 器物損壊
  • 授業規定無視
  • 武器の無許可持ち出し

これらの問題行動は常習的なものとなり、三人は進級に必要な内申点が不足し、退学の危機に直面することにもなりました。

しかし、その実力の高さから学校側も簡単には手放せない存在となっていました。

諜報活動科から転科した理由

南雲は隠密の名家の跡取り息子として、当初は諜報活動科に所属していました。

家系にふさわしい道を歩んでいたはずでしたが、坂本と赤尾の様子を見て「なんか楽しそう」という単純な理由で暗殺科への転科を決意します。

この決断は、実家の意向に反する破天荒なものでしたが、南雲の天性の才能は暗殺科でも存分に発揮されることになります。

学生時代の実力

JCC時代の南雲は、すでに抜群の実力を見せていました。

特に射撃の分野では頭角を現し、銃の組み立てと的撃ちを1分以内に行う課題で歴代4位となる84点を記録しています。

★JCC射撃歴代記録★

  1. NO NAME(平助):96点
  2. SAKAMOTO:89点
  3. AKAO:86点
  4. NAGUMO:84点
  5. SAKO:82点

変装の技術についても、すでにこの時期から高い評価を得ていました。

後のORDERでの活躍を予感させる実力の高さを見せていたことが、様々なエピソードから読み取れます。

学生時代の南雲の様子は第13巻〜14巻で詳しく描かれており、以下のような意外な一面も見ることができます:

  • 今以上にやんちゃな性格
  • レジ打ちをする姿
  • 子供の面倒を見る様子
  • JCCの美容院に通う日常

まとめ

  • JCC時代の同期生だった坂本と同等かそれ以上の実力を持つORDERの実力者。身長190cmの長身で中性的な容姿のイケメン。
  • 常に飄々とした態度で掴みどころがないが、命を奪う際は冷徹な一面を持つ謎めいたキャラクター。
  • 声、身長、体重、性別、骨格まで一瞬で変更できる変装の達人で、他者の変装も可能(24時間制限あり)。
  • 6種類の武器が収納された特殊な十徳ナイフを使用し、「同じ殺し方では飽きる」という理由でサイコロを振って武器を決める独特な戦い方を展開。
  • 全身に数字、記号、図形、絵画、名言など様々なタトゥーが施されており、その意味は物語の重要な伏線となっている。
  • 諜報活動科から「なんか楽しそう」という理由で暗殺科に転科し、坂本・赤尾とともに問題児トリオとして名を轟かせる。
  • JCC時代の同期生である赤尾リオンの死の真相を追うため、元ORDER所属の四ツ村と密約を結び独自の調査を進めている。

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